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困った時の5(ファイブ)ヒントクイズ

 月・火曜は学校教育の話です。今回は、ちょっとした隙間時間に行っているゲームを紹介します。
 元ネタを誰から聞いたか、あるいは何かで読んだか…は不明ですが、「5(ファイブ)ヒントクイズ」と言うゲームがあります。イエスかノーで答えられる質問を5つしてもらい、その答えから推理して正解を当てる…と言うゲームです。
 最近(令和5~6年)の私は低学年担任が多く、5つだと答えに行き着かない子が多くなってきました。そのため、最近の私は8つくらい質問をさせるようにしています。
 進め方は以下の通りです。

1.適当な紙に答えとなる言葉を書く。
   ※低学年だと具体物の名前を答えにする方がイイです。
2.イエスかノーで答えられる質問をグループ毎に考えさせる。
3.質問を思い付いたグループから当てて、その質問に答えていく。
   例)子「それは食べ物ですか」
     私「はい、食べ物です」
     子「それは給食に毎日出ますか」
     私「いいえ、時々しか出ません」
  答えは板書しておく。
4.全グループの質問が終わったら、グループ毎に答えを書かせる。
5.書いた紙を学級全体に見せながら、全グループに発表させる。
  発表内容は板書しておくと分かりやすい。
6.教師の紙を見せ、正解を発表する。

 ここ最近、学級のグループ数が8になる事が多いので、「8(エイト)ヒントクイズ」と言って実施しています。もし6グループなら、早い者勝ちで追加質問を2つ受け付け、ヒントが8つになる様に調整します。
 単純なゲームですが、盛り上がるし、色々な力も育ちます。ざっと考えただけでも、「論理的な思考力」「推理する力」「言葉の概念」などが育つ力として挙げられるでしょう。
 10分弱あれば終わるので、私は割と行う事が多いです。オススメのゲームですよ。

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