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今流行り!?無人店舗の3つの課題解決を検討してみた

こんにちは。
私は某食品小売業の新規事業推進グループで勤務しているゆーいちです。私の部署では新規事業ということで、今まで取り組んでいなかった新しいことに取り組む部署です。なので、仕組みや決まりを作っていくことも多く、まさにそこにデジタルな視点が必要だと感じております。
今回はそんな新規事業の取り組みの中の無人店舗に関してのデジタルを通じた仕組化や課題などを発信していきます。
まず、当社の無人店舗はサテライト店型で出店しております。いわゆる、通常のスーパーマーケットのお店(母店)から必要な商品をピッキングをして無人店舗へ持っていく運用をしております。その1つの母店から6~12拠点へ配送していくような仕組みを構築したいと考えてます。
また、現在は法人様向けに福利厚生として提案を行うような店舗になっております。

こんなイメージです。

そんな無人店舗の抱えている課題、解決したいことを3つ書いていきます!

①無人店舗における受発注システム

~欲しいものが勤務中に無人店舗に届きます!!~

無人店舗の品数は100~500アイテムと通常のスーパー(15000アイテム以上)よりかなり絞られています。特に、オフィス内で飲む、食べるようなものがメインのため、それ以外は扱っておりません。
たとえばそこで・・・
「家のトイレットペーパーが切れていたな」と気が付いたときに、帰りにスーパーによるめんどくささと言ったらたまりません。そんな時に、社内にある無人店舗に持ってきてくれたら便利だな~と思いますよね!
注文から店舗での受注方法を双方がめんどくさくないような形で発注受注ができれば楽だな~といったアイデアです。

▶5W1Hにまとめました

▶この課題を解決できると・・・・

無人店舗導入先の従業員が幸せになる。
現在受けれていない注文を受けられるようになる。現在受けられていない注文が仮に1日1件単価150円としたら・・・
現状でも、単価150円×22日営業×2店舗=月間⁺6,600円
今後100店舗体制へなれば・・・
100店舗×月間3,300円=月間 330,000円×12か月=3,960,000円の売上につながる。

▶関係者ヒヤリング&インタビュー

  • 上司からもできたらすごいね。と言ってもらえてた。

  • 課題は、注文者側の簡易さだと共有いたしました。

  • 注文して受け取るという行為自体が面倒だと感じる人が多いので、そのめんどくさいを超えるほどの簡易さでやってほしいといただきました。

  • 使用感が難しそうだけど概ねあると便利だと言ってもらえました。

  • また、別視点でいえば配送側の問題もあるので少しづつ実証していくことが大事と意見もらいました。

▶実装に向けて

まずは、予約販売を公式LINEから簡易的に注文できる仕組みを作り、少しづつ幅を広げていく形で実装を目指すことを共有をしました。まずはやってみることが重要だと感じているので、押し切りました。笑

②無人店舗における日々のチェック項目をデジタル化

~紙でのチェックリスト運用はもう終わり!!~

無人店舗では母店から商品をピッキング→配送→陳列→メンテナンスなどを担当者が行います。項目も多いので日々チェックリストで運用していますがまだまだ紙で行っているんです。これを携帯やタブレットなどの端末上でチェックを行い、必要な情報は残すようなシステムが組めると効率が上がると考えました。また、今は店舗数が少ないが表紙にあったように6店舗~12店舗運用になっていく中で、何枚もチェックして紙ばかり増えてしまうのでデジタルに切り替えていきたい。といったアイデアです。


▶5W1Hにまとめました

▶この課題を解決できると・・・・

業務の抜けや現状把握が正確にできる
現状の紙のチェック項目や備考欄に記入しているものをPC入力した場合・・・
1日当たり10分
10分×2店舗=20分 削減できる
これが・・・100店舗体制になった場合・・・
10分×100店舗=1日 1000分削減

▶関係者ヒヤリング&インタビュー

  • 今後の多店舗化に向けて重要なこと

  • 課題は、紙の方が早くて楽なものにしては使用されない、されにくいものになってしまうので、使用感も大事にして記憶できるものにしてほしいと言っていただけました。

  • "紙でいいような気がする”との声もありました。が、入力や記憶する観点では有効であると認識していただけました。
    賞味期限チェックなども含めて記憶できると今後の多店舗管理もしやすくなると考えられると言ってもらえました。

▶実装に向けて

まさにプロトタイプを作成しながら改善を加えて実装していくことが大事だと感じてます。知識・技術的に作れると思えるタイミングで作成して検証していく。

③無人店舗におけるピッキングリストのデジタル化

~ピッキングもデジタル化「ぴっくん」~

今までの内容の通り、無人店舗における配送は母店舗の商品をピッキングする形です。そのピッキングリストはまだ紙紙紙紙紙紙紙紙紙。
ピッキングリストは無人店舗の売上数量を基に日々リストを印刷してピッキングを行っております。その中で最大の課題はピッキングが必要な時に母店内で欠品している時です。紙のピッキングリストだとピッキングできなくてもそのままになってしまう問題があります。要は持っていけないでそのままだと翌日のピッキングリストには載らないので欠品し続けてしまします。
なので、デジタル化をすることで欠品商品を翌日のピッキングリストに残していくことができ、かつスマートにできるというアイデアです。

▶5W1Hにまとめました

▶この課題を解決できると・・・・

現状は母店の欠品によりピッキングができなかった商品はそのまま永遠に売上が立たないので欠品しっぱなしになる仕組みのため改善することで欠品が0になり現在は2店舗だが今後の多店舗化に向けて必須項目。
仕組みとして大きく前進する。

▶関係者ヒヤリング&インタビュー

  • ピッキングは紙ベースの方がやりやすいのでは?とのご意見がありました。なぜ、携帯やタブレット上でやるメリットがあるのかと言われましたが、店舗欠品の課題に対応するためであれば価値はあるかもと言っていただけました。

  • デジタルツールに慣れている方なら使えるかもしれないが、高齢の方だと紙の方がよいかも・・・

  • 紙で実施したうえで欠品アイテムのみチェックできる機能などもあるとよいかもとご意見いただきました。

▶実装に向けて

まさにプロトタイプを作成しながら改善を加えて実装していくことが大事だと感じてます。知識・技術的に作れると思えるタイミングで作成して検証していく。

以上、現在解決したい課題3つを深堀いたしました。
ご共感いただける方や、こうやったら解決できるのでは?などアイデアがあればぜひコメントください!
読んでいただきありがとうございます。

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