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無人店舗をチームでみまもろう!

無人店舗業務チェックアプリ【みまもるくん】できるまで物語

無人店舗の前提

当社の無人店舗とは?

現在は法人様のオフィス内向けにこじんまりしたお店を作っています。
・棚が2本と冷蔵ケース1つとレジくらい
・職場内で近くのコンビニに行くのがめんどくさい環境や、そもそもコンビニまで遠い、そのような企業様に企業の福利厚生として出店を推進しております。

無人店舗の仕組みとは?

・商品の供給は普通のスーパーのお店(母店)と設定し、母店から無人店舗で売れた分だけをピッキングして補充するスキームになってます。
・一つの母店に対しては6店舗から10店舗のような規模で無人店舗を広げていき、配送~陳列~商品管理を効率的に行う形の仕組で運営しております

無人店舗の課題とは?

無人店舗は配送担当者しかお店に行く機会がなく、しかも1時間程度の滞在時間しかない。
その中で今回取り組む課題としては、配送チェックが紙ベースになっており、これが紙のままだと
✔データに残らない
✔リアルタイムに情報共有ができない(配送担当者しか知りえない)
✔その場のチェックだけで終わるものになっていて、配送担当者しか知りえない情報になっている
と、問題が多い。
そこで今回の・・・・

課題は
チーム全員が無人店舗の状態をすぐに確認できない
であり、
ありたい姿は
いつでも、どこでもリアルタイムでみまもれる
これを叶えるために、無料アプリ作成ツールのグライドでアプリを作りました。

配送時のチェック関係を
アプリで入力することによってデータ化され、配送担当者以外の担当者や無人店舗本部など普段無人店舗にいけない人へも共有ができ、無人店舗をみまもれると考えました。

みまもりアプリとは?

配送担当者以外も無人店舗の状況をリアルタイムで業務の進行状況や状態をデータで見ることが出来るお手製のアプリです。

まずは1号機

1号機を作りフィードバックをもらいました!
✔色合いが見にくい
✔強めにアイコンがダサいと辛口コメントもいただきました

続いて2号機

実際に無人店舗の配送を担当しているHさんに使ってもらってフィードバックもらいました~
✔アイコンを一新しましたがまだダサいと辛口FB
違う機能が欲しい声も
✔賞味期限チェックもデジタル上で確認できるといいんじゃないか
✔連絡掲示板など、当日やるべきことなどの連絡が表示されるとよい

以上のフィードバックを基に・・・

ついに3号機

アイコン

アイコンもかっこよく進化!?!?
それぞれの機能も拡大!

みまもりくんアプリの中身


1,連絡掲示板
2,業務チェック
3,賞味期限チェック
をそれぞれ実装しました~

①連絡掲示板

画像の共有もできるのでイメージも伝えやすいです。打ち込みをするとスプレットシート上でもこのように表示されるので、PCで閲覧書き込みもできます。一元管理もできます。


②業務チェック

こちらは店舗へ配送が完了したら日付、店舗、名前、
その後、業務のチェックリストに漏れがないかチェックを入れていきます。
また、欠品商品はカメラでスキャンすることでバーコードを読み取れます。これらすべて、スプレットシート上で状況が一元管理されるので便利です。
欠品している商品のバーコードやお客さまの要望ノートも画像で取り込んでいるので確認出来ます。
まさにチームでみまもる。


③賞味期限チェック

  • こちらは画像のようにゴンドラと棚の段をA-1~B-7のように組み合わせ、表示させることで、どこの棚の賞味期限チェックが終わっていて、終わっていない棚はどこなのか?がわかるようになります。一度チェックしたとこは次に開いたときはしっかり、チェックされたままになっているので証跡として残すことができます。

  • 賞味期限チェックも同じようにスプレットシート上でも管理ができるので画像のようにどの店のどの棚が終わていて、どの棚が終わっていないかが一目同然で分かるので、進捗管理ができます。配送担当者も、複数名で配送する場合どこまで終わっていたかがわかる仕様になっております。

今後の課題

1,管理者サイドのメリットのみではない設計をする必要がある。
 →今後も使用する側に”より”寄り添う
2,これはあくまでプロトタイプですが、無料内では限界があると思うので、課金をしていくか否か
3,最終的にはピッキングリストも紙からデータに切り替えて運営したい

最後に・・・

解決できると感じた仮説をとにかくすぐに作って、周りを巻き込んで改善サイクルを回していくことで、周りの方もデジタルを意識していく習慣ができてくる。そんなことが広がっていけばいわゆるDX化が進むということなのだなと感じました。

「発信してより多くの人を巻き込むこと、巻き込まれることでDXは始まる。と思っています」

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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