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失敗を避ける、という考え方は最善なのか?

おはようございます。えのもとです。

今回取り上げる内容は「失敗」についての考え方。

失敗は、成功への投資
失敗は、どん底への道

どちらとして捉えるかが、成長に大変に関係あるものだと思います。
前者では、失敗を経験することで成長するという、失敗をポジティブに捉えること。
後者は、失敗したらあとは落ちていくだけ。失敗は、なるべく経験しないほうが良いと考えることです。

ほとんどの方は意識をしないと、後者の失敗をしない方が良いと考えてしまうでしょう。
私も意識を変えようと努めているのですが、やはり弱っている時などは、気を抜くと失敗しないためには…とばかり考えてしまいます。

世の中の大成功の殆どが、失敗の積み重ねから生まれると知識としては知っているのですが、
それを実生活に活かすことは難しいことのように思えますね。

失敗を避けることを考えてしまう要因

について、見てみましょう。

  1. 失敗をした後の他人からの非難が嫌だ

  2. いい成果のみを期待している

  3. 失敗は怖い、未知のものだと考える

まず、この3つに共通することは、成功している自分のみを望んでいる、ということです。
付け加えるならば、失敗をする自分が嫌だということです。

失敗は不確定要素です。
成功したと当時は思っていたとしても、遠い未来から振り返ると失敗だったと分かることがある。

失敗は、遠い未来では、
失敗にも成功にもなり得るのです。

そうなると、もはや失敗をしても成功しても良いことになりますね。
言い換えると、失敗というのは結局、
何をゴール(目的)としているかで変わる。

抽象的すぎて分かりにくいので、受験勉強で希望の学校に入ることを目的として例えましょう。

希望の学校に入ることを目的とした場合、
受験に落ちること、妥協して他の学校に行くことは、失敗になります。
しかし、とりあえず進学することを目的とした場合、妥協して他の学校に行くことは目的を達成しているので成功になります。このケースの失敗は、浪人することですから。

上記の例では、受験した人にとって進学することが目的の場合は、2番目に行きたい学校に行っても、失敗ではありません。
しかし、周りの目から見ると、一番行きたい学校に行けなかったのだから、受験に失敗した、という風に見られるのです。

受験のケース1つ取ってみても、やはり、失敗と成功は考え方次第で、失敗にも成功にもなるのです。

普段の生活や、人生での様々な決断においても、同様のことが言えると思います。

今日この一瞬から、失敗を避けることは最善の道ではなく、他に選択肢はないのか?どのように考えられる?と、自分にとっての最善の道を模索するのも良さそうですね。


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