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どう思っているのかを考える練習

「どう感じたか」
という問いが苦手だ。
頭の中がこんがらがって、どう感じたことか自体が分からなくなってしまうことがある。
自分が「どう感じたか」を大勢の前で発言するこも苦手。



不思議なのは、側から見た私は、元気でよく喋りはっきりものを言う人で、しかもそれを自分でも自覚している。
だけどもどういうわけか改めて「どう感じたか」と聞かれると、言語化できなくなってしまう。


仮に考えが浮かんだとしても、「みんなにどう思われるか」「この答えであってるのか」(感じたことに答えなんかないのに)を気にしてなかなか手を挙げることができない。
そんな自分がすごく嫌だなぁとおもうことがある。


昨日、フラのレッスンで“チャント”(ハワイ語の独特な抑揚の詩)を聞いて
「どう感じるか」の問いがクム(先生)からあった。
みんな緊張しながらも「心地よい」「こわい」「水滴が落ちてきてふぁ〜っと広がる感じ」‥etc。
自分の感じたことを口にしている。
でも、やっぱり私は発言することができなかった。

一瞬、“あれ?私これを聞いても何にも感じることができてないかも‥‥”
“やばいぞ。心がないのか?”と焦った。



そんなことを考えていた時、クムが今、自分は“どう感じているか”を素直に感じる大切さ、それを言葉に表現する大切さを話してくれた。



どうやら日本人は頭でごちゃごちゃ考えすぎてしまう傾向にあるらしい。

ほほぅ。なるほど。
確かにそう思った。


それと同時に、自分がなぜ、何も感じてないかも?と思った理由もわかった。
何も感じてないわけではないのだ。


“なんかこの声の人◯◯に似てるなぁ”
“さっきのチャントより好きかも!”と
聴きながら感じていたのである。


頭で考えなくても、何かしらは感じている。
じゃあどうしたら「どう感じたか」を躊躇なく言えるようになるのか。
自分の“感じていること”に気づくことができるのか。


それは、
◦つねに今自分は「どう感じているのか」の
 問いをし続ける
◦そしてそれを素直に受けとめる
◦感じたままに、自分のことばに言語化する


そう、感情を流さない。


今から肝に銘ずる!!







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