シングルかあさん〜子宮頚がん検診・二年後⑦
〜これまでのおはなし〜
子宮頚がん検診で、子宮頚菅ポリープと前ガン病変・CIN1軽度異形成が見つかった。
HPVヒトパピローマウイルスでは陰性のため、一年後に再検査。幸い、CIN1は体内から流れ出ており、異常なし。
ただ、もう一年だけ経過観察をすることに。
かあさん、二年目の再検査です。
かあさんは心配性だ。
シングルマザーになってからは、より慎重になった。
なにをするにも、"万が一"のことを想定する。そうならないために、"備え"も欠かせない。
備えたことで大いに助かったこともあるが、考えすぎて取り越し苦労になることも多々ある。
あぁ、もっと楽に生きたい…
けど、かあさんはシングルマザー。
自分の身は自分で守らないといけない。
坊ちゃんのことも、そしてこの大切な日常も守っていきたい。
万が一に備え、各種検診、予防接種などは必ず毎年受けている。
今回、前ガンが見つかったのは、そのおかげだ。子宮頚がんは早期であれば、経過観察や手術、治療法もある。
幸い、がん保険にも入っていたことで、治療費の心配や生活への不安も軽減された。
…二年後の子宮頚がん検診は…
"異常なし"
大病院での経過観察はこれで終了。
来年からはまたかかりつけの婦人科にて検診を受けることになった。
人生が一度リセットされたような、清々しさを感じながら、大病院を後にしました。
子宮頚がんは何年もかけて、上皮から底へと増殖していきます。体内でそのような増殖が繰り広げられていることは、初期の段階では自覚症状がない限りなかなか気づけません。
かあさんも自覚症状がないうちに、子宮頚菅にポリープができ、前ガン病変が増殖していた。
かあさんの周りにもいるんですが…
もう何年も子宮頚がん検診を受けていない方。
ぜひ、自覚症状がなくても、がん検診クーポンなどを利用して、子宮頚がん・体がん検診を受けてください。
かあさんのnoteを見たのも何かのご縁です。
どうぞ、おからだを大切に。
この体験をもとにこれからも子宮頚がん検診の大切さを伝えていきます。(完)
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