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痛みと向き合うフルコンタクト空手~素手素足での組手と全日本空手選手権の裏側~

フルコンタクト空手の素手素足の組手。

僕は、20才から24才までフルコンタクト空手道場に通っていた。フルコンタクト空手道場での組手は、普段(ふだん)は、防具(ぼうぐ)をつけて組手をするが

実戦(じっせん)を想定(そうてい)して防具をつけずに素手素足(すですあし)で門下生や黒帯(くろおび)の指導員と組手することがあった。

素手素足での組手は、基本的に痛い。下段回し蹴り(げだんまわしげり)を防(ふせ)がれると自分の足の骨と対戦相手(たいせんあいて)の足の骨がぶつかりあい自分も対戦相手も足がすごく痛い。

素手素足で対戦相手に上半身(じょうはんしん)を蹴(け)ると対戦相手の上半身の固さに驚く。

フルコンタクト空手の門下生や黒帯の指導員の上半身は、こんなにも固いのか。

対戦相手からのヒザ蹴(げ)りを上半身に受けると上半身の骨全体がきしむのが分かる。

上半身に対して正拳突き(せいけんづき)の打ちあいは、痛(いた)みに耐(た)える我慢比(がまんくら)べだ。

素足で上段回し蹴り(じょうだんまわしげり)を当てられると蹴られた衝撃が頭に響(ひび)いて蹴られたところが痛い。

素手素足でのフルコンタクト空手の組み手は、とても厳しい。

全日本空手選手権の大会について。

フルコンタクト空手の全日本空手選手権の大会の試合は、防具無しで戦う。つまり、素手素足だ。

全日本空手選手権の大会試合は、激しい打ちあいになる。

とにかく激しく正拳突きや蹴りを打ちあうのでお互いケガをしながらの戦いになる。

特に下段回し蹴りの打ちあいは、選手も観客も熱くなる打ちあいだ。

下段回し蹴りの打ちあいは、足が熱くなって痺れるので打ちあってる両選手は、かなり辛い。

そして、下段回し蹴りの打ちあいに打ち勝った選手が勝利することになる。

全日本空手選手権に出場する選手は、パワー、スピード、テクニックが高いのでメンタルが強い選手が勝利することが多い。

最後に。

僕の記事がフルコンタクト空手の素手素足の組手について興味がある人、全日本空手選手権の大会について興味がある人、格闘技に興味がある人、何かに挑戦したい人の参考になれば嬉しいです。最後まで読んでくれてありがとうございました。



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