見出し画像

日本初、全国の助産師を分かりやすく可視化したプラットフォーム「Meets the Midwife」とは

みなさんこんにちは!助産師のあやかです。
今回は、助産師検索プラットフォーム「Meets the Midwife」について、ご紹介したいと思います。

「Meets the Midwife」とは

Meets the Midwife(以下、MTM)」とは、株式会社With Midwifeが保有する、全国の助産師ネットワークを可視化したプラットフォームです。
北海道から沖縄県まで、助産師の顔写真や略歴、得意なケアや提供するサービスなどが一目で分かります。
受けたいケアがある場合、問い合わせフォームから直接助産師へ連絡でき、サービスは1800円(税抜)から受けられ、一般の方の登録は無料です。

サイト画面の一例

なぜ「Meets the Midwife」をつくったのか

助産師は病院で働くものというイメージはごく最近

みなさんは、助産師という職業をご存知でしょうか?
助産師とは、厚生労働大臣の免許を受けて、助産または妊婦、じょく婦もしくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子であり、看護師の上級職です。
出産だけでなく、性教育や妊娠、育児、更年期など、女性の生涯に寄り添うことのできる職業であり、昔は「産婆」といわれ、出産だけでなく地域で家族の生涯を通した身近な伴走者として活躍していました。
しかしながら現在は約 9 割の助産師が病院やクリニックで働いており、多くの一般人が助産師によるケアを入院中の5~7日しか受けられていない状況です。
これは戦後GHQによる出生数管理 や、「出産=医療」という価値観の変化、出産施設を病院へ集約したことなどが関係しています。
地域で仕事を失った助産師は次々と病院に勤務、現在の形態に変わりました。
「病院」で「出産のときだけ」関わる現代の一般的な助産師のイメージは実は最近のものです。
しかし、そのスキルは 衰えるどころか、時代とともにブラッシュアップされています

女性を取り巻く環境の変化により、不妊や虐待、産後うつなどが増加している

一方、昨今不妊や産後うつ、虐待などが問題になっており、不妊治療は5組に1組、妊産婦の死因第1位は自殺、0歳児の虐待の8割は産後1ヵ月以内に起きています。
これには女性のライフスタイルの変化や多様化も大きく関係していると思います。ただでさえ支援が必要な妊娠出産育児期において、働きながら両立している人も多く、昔の産婆のようにその時期を専門的にサポートしてくれる人も身近にいません。
「育児は女性がするもの、家族だけでするもの」という考えがまだ残っており、未だ女性に負荷が大きいことは問題です。
だからこそ私たちは、妊娠出産育児や女性の健康をサポートする助産師を「病院」や「出産時」に限定せず再び社会的なものにする必要があると考えました。

こんなお悩みはございませんか?

「Meets the Midwife」ができること

これまで助産師がどこでどのようなサービスを行っているかを分かりやすくまとめた Web ペー ジはありませんでした。
「Meets the Midwife」は、助産師を必要とする人が自分に合った助産師と出会うためのアクセサビリティを改善します。

① 生活者と助産師の出会いの場づくり

全国にネットワークする助産師の顔写真やプロフィール、経歴、提供するサービスなどを分かりやすく可視化することで心理的ハードルを下げ、助産師と助産師のケアを受けたい人がより簡単に マッチングできるようになります。

②再び社会に貢献したいと願う休眠助産師活性化の場づくり

妊娠・出産や女性の健康に関する助産師としての経験が豊富にありながら、病院の就労環境(不規則かつ多忙な勤務や命に携わるという心理的ストレスなど)が合わずに職を離れてしまっている助産師は多くいます。
75 歳以下(助産師会が定めた定年)の助産師免許有資格者は約 7 万人、そのう ち約半数 (32,387)人が社会に眠っている助産師です*。しかし、そのキャリアを生かして社会に役立ちたいと高い意欲を持つ助産師もたくさんおり、弊社はこの社会資源を復活させて全国にいる助産師同士の交流を活性化、さらなるスキルの向上を行って再び社会に貢献していきます。
*当社調べ

③助産師が企業や個人の顧問助産師として開業できる場づくり

Meets the Midwife」はシステム上すぐに PR やサービス取引が可能となります。
将来的には、助産師が、弁護士や税理士などのように、企業や個人のココロとカラダの健康を相談・管理する顧問助産師のような存在として、開業のハードルは下がってくるのではないかと思っています。
さらにオンラインで全国の(世界の)助産師とつながることができ、産婆が繁栄していた時代よりもさらに 広く価値を提供できるようになるのです。
たとえば、地球の裏側で子育てをしている日本人家族も 安心してサポートが受けられます。

MTMがサポートできること

今の時代だからこそ、あなただけの助産師に出会ってほしい

新型コロナウイルスの影響により、依然全国で両親教室など妊産婦向けのイベントが中止となっています。
これにより、妊産婦だけでなくパートナーの子育てを学ぶ機会が減っており、結果的に産後の支援不足にもつながっています。
さまざまな理由で外に出られない女性がスマートフォンひとつで相談できる環境は非常に重要です。
ホットラインなど相談できる ツールはありますが、その多くはどんな人と話すか分からず、電話をかけることを躊躇うケースも あります。
「Meets the Midwife」では、それぞれの助産師の写真や想いが綴られており、自分で相談する助産師を選ぶことができます。
ぜひ「https://mtmidwife.jp/」を通して安心して話せる人や環境を手に入れてほしいと思います。

毎月フリーイベントを開催中!

MTMでは、毎月、無料のオンライン両親教室や助産師との交流会を行なっています!
「妊娠や出産、育児に関して、専門家に相談したい」
「助産師ってどんなひとなんだろう」
「コロナ禍であまり交流会などにいけない」
そんな方におすすめです。
まずはぜひ、イベントページをご覧くださいませ。

公式ラインでも、イベント情報を案内しております。
子育てに関するコラムも発信しておりますので、ぜひフォローいただけますと幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。
コラムの内容についてなど、ご相談したいことがありましたらお気軽に「Meets the Midwife」へご相談くださいませ。

他にもママや子育てに関する情報をこちらのマガジンで発信しておりますので、あわせてご覧ください(^^) https://note.com/withmidwife/m/mdf04b796a5f8

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?