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赤ちゃんが泣いたときどうしたらいい?

こんにちは。子育てママのゆきです。
1月も後半に入り、年が明けて早くも一か月が過ぎようとしていますね。
今年も子育てのこと、赤ちゃんのこと、ママのことなど皆さんに興味をもって読んでいただけるようなコラムをたくさんお届けしたいと思います。

さて本日は、前回のねんトレに続き、赤ちゃんの「泣き」についてです。
子育て番組で面白い内容を放送していたので、そちらの内容を踏まえてお伝えできたらと思います。

赤ちゃんが泣いたとき、どうしたらいい?最新研究結果とは

「夕方になると泣き始めて手が付けられない」「抱っこであやそうとしても泣き止まない」赤ちゃんが何をしても泣き止んでくれないとき、ママもパパも困ってしまいますよね。
2022年、理化学研究所の黒田公美さんが関わった赤ちゃんの「泣き」についての最新研究の成果が発表されました。
それは、「赤ちゃんの泣き止みと寝かしつけの化学」というもので、泣き止むと同時に寝かしつけの成功率も上がるというのです。
泣き止ませ方を早速見ていきましょう。

ステップ1だっこ歩き

まずは泣いている赤ちゃんを抱きあげます。
そのまま、だっこしながら5分間歩きます。
ポイントは赤ちゃんをあやそうとするのではなく、一定のリズムを保ちながら淡々と歩くことです。
部屋の中を回るように歩きます。
これは、哺乳類の子どもが親に運ばれるときに泣き止んで大人しくなる「輸送反応」を利用しています。
野生動物の赤ちゃんが親に運ばれるときは、外敵に狙われるなど命の危機が迫っているときです。
泣いたり暴れたりすると安全に運んでもらえないので、おとなしくなるのです。
4分を過ぎたころにはすっかり泣き止み、眠りかけている赤ちゃんもいるかもしれません。

ステップ2 だっこしたまま座る


ここからが最新研究を踏まえた方法です。
歩くのをやめてすぐにベッドには寝かせず、だっこしたまま8分間座ります。
この時間で赤ちゃんは深い眠りにつき、ベッドにおろしたときに眠り続ける確率が上がるといいます。
そうして8分後ベッドに寝かせてみましょう。

8分間座って待つのはなぜ?
赤ちゃんが眠ってから平均で8分間は、やや浅い眠りだといわれています。
これは大人も同じです。
赤ちゃんの眠りが浅いときは、ちょっとした物音や刺激で起きやすいのです。
歩いているときも刺激があるので、眠った後、あるいはウトウトしてきたら、座って待った方が眠りを深めるのに役立つことが、研究の結果から考えられました。
ただ8分というのは平均値であり、8分待っても泣いてしまう場合もあります。
おおよそ8分ぐらい待つといいと思っていただけたらと思います。

眠った赤ちゃんをベッドにおろすときは、どうすればいい?

ゆっくり離れるのがいいように思いますが、すぐに離れていい場合もあるようです。
赤ちゃんは置かれた時ではなく、体から離れるときに驚いて少し起きかけます。
ですが眠りが十分深まっていれば、体が完全に離れたあと、眠りに戻っていくことができます。
離れる時間が長すぎると、かえって眠りに戻れない場合もあります。
ゆっくり離れることで上手くいかないときは、すっと置いた後に泣いても、触らず見守ることも試してみましょう。

子どもに合った方法を見つけていく

ベッドに寝かせるタイミングなども、子どもさんによって違いがあります。
その子に合った泣き止ませ方を見つけていけたらいいですね。

だっこ歩きで泣き止まないときは症状がないか確認

だっこ歩きを3~5分すると泣き止んで大人しくなるのであれば、ほとんどの場合、危険な泣きではないと考えられます。
(お子さんによってはもう少し時間がかかる場合もあります。)
具合が悪くて泣いているときは、いくらだっこ歩きをしても泣き止みません。
例えば、熱の出始めや、発疹などの症状がないか確認しましょう。
赤ちゃんはよく中耳炎になりますが、その時は耳を触ることがあります。
そのようないつもと違う様子があるか観察しましょう。
医学的な問題がないとわかれば、たくさん泣いたとしても、少し泣かせたままになる時間があっても、その後の発達には問題がないことがわかっています。

赤ちゃんの泣きは発達にともない理由がかわる

赤ちゃんの泣きは、月齢が進むにつれて理由が変化していきます。
生まれて間もない赤ちゃんは、空腹などの不快が主な理由です。
その一方で、理由がわからず、何をしても泣き止まないような泣きがみられる時期でもあります。
3か月を過ぎると、寂しさを訴えて泣くようになります。
さらに成長すると、いつもお世話をしてくれる人と、他人を区別できるようになるため、人見知り泣きや、親が離れると泣いてしまう後追い泣きも始まります。
この時期、泣きの理由がもっとも複雑になります。

料理中など、赤ちゃんが泣いても対応できないときはどうすればいい?

あなたことを気にしているというメッセージを送る

「〇〇ちゃん」と名前を呼んで、「今からご飯作るから少し離れるけど、戻ったらだっこするからね」と声をかけ、台所にいるときは「にんじんを切っている音だよ」「お肉を炒めているよ」など、実況中継を続け、あなたのことを気にしているというメッセージを送りましょう。
そして用事が終わったら、赤ちゃんのところに戻って、泣いていればだっこして、「ありがとうね。よく頑張ったね。」と声をかける。
泣き疲れて寝ていたら、静かに頭をなでて「ありがとう」と伝えてください。

泣いても動揺せずどっしりと構える

赤ちゃんは単に退屈しているだけで泣くこともあります。
だから「あなたは泣いているけど、私は動揺しない、大丈夫」のようにどっしりと構えてください。
親が動揺していると、赤ちゃんはその理由がわからず、何か危険があるかもしれないと感じるかもしれません。
するとお互いに不安な気持ちになります。
どうしてもイライラしてしまうほどの気持ちになったら、赤ちゃんが安全な場所にいれば、少し離れても大丈夫です。

いかがでしたか。
今は泣く時期だから、もう少しで落ち着くと考えて、大きく構えていいと思います。
ネットでもいろいろな方法が紹介されていると思いますが、それぞれのお子さんやご家庭に合った方法を見つけていきましょう。
赤ちゃんにも個性があるので、一つ一つ試しながら、「今日はこれがうまくいった」と思って、その子に合った方法を見つけていけるといいですね。


本日もお読みいただきありがとうございました。

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