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#ヨガのこと|今に集中すると、生きやすくなるワケ

過去は変えられないけれど今は変えられる、というようなことは良く聞きますが、実際に自分について考えた時に、今に集中できているかというと、ちょっと頼りないというか、ふがいないと思うことも多くあります。

ヨガでは「今に集中すること」「ありのままを見ること」ということがいわれますが、どういうことなの?どう説明したら良いの?と思うことも多く、書き留めておくことにしました。

後ろ向きな感情とこうしたかったという願望は、「今」とは違う場所。

以前の私は、誰かに自分について指摘された時、そういうつもりじゃなかったのに、とか、自分が思ってたようになってないと思うと、かなりショックを受けて、ずっと引きずっていることがありました。

ある時のことです!
「ガニ股になってますよ!」といわれました(笑)。
仕事柄というより、女子として「まずいでしょ!やだー!!」とまず心のなかで叫んじゃいました。

そして、なぜそうなっていたのかという理由はあるのですが、「そういわれるまで気づいてなかったこと」が、その時の私は、なんとも残念と感じていました。

さらに、仕事柄「何で気づかなかったのか、自分がお手本となる姿勢や身体でいたいのに」という、「どうして出来なかったんだろう」という後悔ばかりが先に立っていました。
お手本となる身体でいられなかった自分に対する責めと、出来なかった悔しさ、お手本でいたかったのに、出来る人でいたかったのにというもはや叶わなかった願望を振り返り落ち込むスパイラル。

自分で自分の身体のメンテナンスをしていなかっただけなのに、指摘されたことが悲しかったり悔しかったり、出来ていない恥ずかしさもあり、何だか嫌、そんな感情で一杯だった私。
改善すれば良いだけと、頭ではわかっていたのですが、なぜか、後ろ向きな思考と感情ばかりがわいていました。

得られなかった未来と過去

自分を振り返っているようにみえて、こうしたいああしたい、こうだったら良かったのにと気をとられて、見ていたのは、得られなかった過去と、そうなっていない未来でした。

そんな今ここにないものを見るよりも、自分の身体のこと知れた「今」を素直に喜ぼうよーと、今は思います。

そのころの私は、とくに、嬉しいとか発見って思えない、素直じゃない自分や、焦って何かを追い求め、今大事なことが見えなくなってしまう自分が、今よりもっと沢山いたのかなって、振り返ってます。
せっかく教えていただいたことへの感謝の気持ちもどこへやらという状態の私でした。

どうしても心に残ってしまうことも、そうなんだ、そういう気持ちがあるんだ、とわかった上で、一旦離れて見る、今あるものとは別にわけて考えてあげること。

「今」あるものに目を向けて、そこに集中すること。

得られなかった未来や過去に囚われずに、のびのびと過ごすこと。
そんな風にいられるように、気分良く過ごすこと。

そんなことが、今に集中して生きやすくなるポイント。

今私の中ではそんな感じです。

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冒頭の「ガニ股になる理由」は、またこんどいつか書きたいと考えています。

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