夢中と努力
"夢中に勝る努力なし"
よく、目にする言葉。
30歳にして、ようやくわかってきた気がする。
私の体験談を少し話そう。
幼少期に、友達の影響で、サッカーをはじめた。
野球一家に生まれた私は、それまでサッカーボールを蹴った事もなく、逆足で蹴ろうとすると、空振りばかりしていた事を思い出す。
それから、練習をする度に一つずつできるようなる事が増えていき、いつの間にか、サッカーに夢中になっていった。
今振り返ると、
夢中になっている時は、努力をしているなんて、一度も思った事がない。
ただ、上手くなりたい、誰よりも点をとりたい、ただ楽しい。
このような感覚。
"努力しなさい!"
"努力したら、いい事があるよ"と、何気なく大人が使ってしまう言葉。
実際、私も息子に使った記憶がある。
間違った言葉ではないし、使ってはいけない言葉でもないとは思う。
ただ、親や大人が子供に対して、努力しなさい!と伝えると、"努力するという言葉"に対して、子供が行動を起こすだけになると、私自身の体験談や、育児をしていて感じる事がある。
だから、これが正解なのかわからないし、綺麗事かもしれないが、
"夢中になってるもの"なれるものを探す事に、一番努力、時間を使う必要があると思う。
子供目線の、例を出してきたが、大人でも同じ。
読者の皆さんも、身に覚えがあると思う。
夢中になってるものって、上達が早かったり、努力してるなんて感覚がない。
努力してるうちに夢中に進化する事もあるから、努力するという言葉を否定してる訳ではないということを付け加えたい。
夢中になれるものを探してる人、既に夢中になってるものがある人、コアな事でも、夢中になって、他の人より秀でれば、それが仕事になる。
30歳にして、夢中の本質をわかってきたという報告でした。笑
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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