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チャネリングの仕組み

今回は、私が認識している「チャネリングの仕組み」についてお伝えさせて頂きます。

あくまでも私個人の認識ではありますが・・・よかったらお付き合い下さいませ(^^)

以前の記事「チャネリングとは」の中で、チャネリングの大体の仕組みについて・・・感受性を研ぎ澄まし、その時空間から伝わってくるエネルギーを読み取り(感じ取り)、その意味するところを脳内で翻訳するというもの・・・とお伝えしていました。

より簡単に言えば、高次元からのエネルギーを受け取って、それを自分なりに脳内で翻訳するのがチャネリングの仕組みということになります。


ただ、エネルギーを言葉に直すチャネリングの過程では・・・どうしても翻訳の精度という問題が出てきます。

高次元からのメッセージは・・・必ずしも、言葉がそのまま伝わってくるわけではないのです。

私の場合、時々ハッキリとした言葉で伝わってくることもありますが・・・いつもそういうわけではなく、大抵は想いと意識が融合したエネルギーのような感じで伝わってくるのです。

おそらく高次元空間に住む人々は、そのようなエネルギーを通して自然と交流をしていると思われます。

彼らの住む空間はエネルギーが澄んでおり、あまり直接的な言葉を使う必要性がなく・・・多くの場合、お互いに「想いと意識が融合したエネルギー」を届け合うことで、自然とコミュニケーションが成り立つことが多いように見えています。


そのため、彼らが私達人間にメッセージをくれる場合も・・・よほどハッキリと伝えたいこと以外は、人間の言語として伝えるのではなく・・・やはり「想いと意識が融合したエネルギー」として伝えてくることが多いのです。

この「想いと意識が融合したエネルギー」をどのように言語化するかは・・・チャネリングの精度に直接関わってくる部分です。


私がどのようにチャネリングメッセージを翻訳しているかと言いますと・・・まず心を澄まして、精妙なエネルギーを感受しやすい状態に自分を整えます。

それから特定の「質問」「テーマ」「話題」「人物」などを心の中で意識し・・・それに対する高次元存在からのメッセージが届くのを待ちます。

すると、まず高次元存在(たとえば神)の存在感やエネルギーが伝わってきて・・・その姿がボンヤリと見えてきます。
(ハッキリとした姿が見えることもありますが・・・その場合は「見せて頂けている」という感じがあります)

ただ、個人的に興味がある「質問」「テーマ」「話題」「人物」については、回答がないこともありまして・・・その場合はあまり執着せずに、回答を求める気持ちを手放すようにしています。

チャネリングの基礎」でもお伝えしましたが・・・知らず知らず優劣や損得などの動機からチャネリングをしますと・・・否定的な意図を持った存在に繋がりやすい面があり、そこに危険性があるのです。

やはり、チャネリングをする上では・・・基本として肯定的な価値観と、澄んだ心の状態が大切だと考えています。

たとえば、お客様の幸せを動機としたチャネリングを試みる場合は・・・大抵すぐに反応が返ってきます。

この時に、ハッキリとした「想いと意識が融合したエネルギー」を受け取れますと、翻訳しやすいのですが・・・ボンヤリと伝わってきた場合は、ある程度意味を推測しながら翻訳する必要もあります。

こちらの次元では存在していない言葉や概念を・・・なんとかこちらの次元の言葉に直して翻訳しなければならないことも多々あります。

すると場合によっては・・・どうしてもチャネラー個人の主観が入り・・・本来の意味を完全に翻訳できないこともあるのです。


イメージでたとえるならば・・・鏡に映った映像をそのまま再現することがチャネリングだとすれば・・・どうしても所々で映像が曇っていたり・・・歪んでいたり・・・本来の映像にはないものが再現されたり・・・ということが起こり得るわけです。

また、心を100%澄んだ状態にすることは難しいことですので・・・翻訳すべき内容に、知らず知らず個人的な想いや・・・観念が入ることもあります。

たとえば「犬」という言葉一つでも・・・真っ先に「かわいい」と思う人もいれば、真っ先に「怖い」と思う人もいるでしょう。

すると、そのような観念によって・・・本来のメッセージ内容と、翻訳した内容にズレが生じることがあるわけです。

ですから、まず個人的な感情や観念を手放すように・・・できるだけ澄んだ心の状態でチャネリングをすることが、チャネラーにとって必要な努力になります。

私の場合、翻訳の精度が100%というわけではなく・・・「あるじ」という高次元存在からは「70~80%程度」の精度だと言われたことがあります。

この「70~80%程度」は、10年程前にハッキリと示された言葉でしたので印象に残っています。

あれから10年間努力を重ねてきまして・・・少しずつ精度が上がってきた感じもありますが・・・しかし上記のようなチャネリングの仕組み上、おそらく精度80%の壁は厚いだろうなぁとも感じています。


ちなみに、私なりの努力をご紹介しますと・・・まず最初の頃は、高次元存在に直接こちらの翻訳が正しいかどうかを、たびたび確認することをしていました。

しかし、それは非常に手間ですので・・・最近は、大体のところを確認することもありますが、ほとんどはチャネリング時のエネルギー反応によって精度を確認しています。

チャネリングをしていますと・・・時に翻訳が曇っていたり、歪んでいたりすると・・・自分のエネルギー状態も徐々に曇り、歪んでいくことがわかるようになるのです。

つまり、自分のエネルギー状態が澄んでいると・・・翻訳しているメッセージも澄んでいて・・・自分のエネルギー状態が曇りつつあると・・・翻訳しているメッセージも曇りつつある・・・ということが感覚的にわかるようになっていきます。

これはおそらく、高次元存在のエネルギーと・・・こちらの心と体が繋がっているために起きている現象だと考えられます。


そのため、高次元存在の「想いと意識が融合したエネルギー」を翻訳する作業は・・・まず自分の心を澄まし・・・高次元のエネルギーを再現する努力をしつつも・・・常に自分の心の曇りや歪みと向き合って、調整していくことが大事だと言えます。

これが私が実感してきた「チャネリングの仕組み」であり・・・現在も試み続けていることです。

ただ、チャネリングの仕組み自体が「想いと意識が融合したエネルギー」を言語化するものであるため・・・どうしても不確実な部分があることは否めません。

ですから、逆に言いますと・・・チャネリングが、現在の実証科学を基礎とした文化の中で広く受け入れられることは・・・かなり難しいだろうとも思っています。

特に高次元空間の存在は、まだ科学的に証明されているわけではありませんので・・・根本的なところで、現代社会と世界観を共有しづらいのです。

しかし、共有しづらいからこそ・・・この社会に不足しがちな、大切な視点や・・・考え方をお届けしやすい面があることも実感しています。

世界各国の古代伝統文化の中には、必ずチャネラーと似た役割を持つ神官や巫女などの神職者などがいましたから・・・実はこの役割は、元々人類社会の中に自然と存在していたものだと私は考えています。


私がお届けしている、チャネリングメッセージでは・・・大抵、具体的で現実的なことには詳しく触れずに・・・心に関する内容がメインになっています。

たとえばまず、その人の心に合わせて・・・どのように心を健康的にして・・・前向きさや優しさ・・・癒しや幸せを深めていくべきか・・・などの内容をお届けすることが多いのです。

そのような心の変化によって、次第に現実にもよい効果が現れてくるため・・・より具体的なところは、後からついてくるという面があり・・・主にこのような世界観なのです。

一般的な社会常識では、まず目に見える具体的なところを重視しますが・・・高次元の内容を扱うチャネリングにおいては、まず目には見えない心を重視し・・・具体的なところは二次的なものとして考えます。

今回は「チャネリングの仕組み」についてお伝えしましたが・・・「チャネリングの基礎」でもお伝えしましたように、自然本来の肯定的な価値観が大切な基礎となっています。

もしチャネリングの精度が高いとしても・・・この基礎がしっかりしていないと、社会の中で貢献し続けることは難しいだろうとも感じます。

そのため、まずは肯定的な価値観という基礎をしっかりと据えることで・・・間違った方向にズレることを防ぎ・・・その上でチャネリングの精度を高めるという優先順位が大事だと考えています。


ご覧くださっている皆様は、このような「チャネリングの仕組み」を踏まえて頂いて・・・私がお届けしているチャネリングメッセージについても、どうか絶対的なものとは捕らえないで下さい。

もしかしたら、どこかに私の思い込みや、観念が含まれているかもしれないと思いながら読んで頂けましたら・・・むしろ、ありがたいのです。

つまり、あなた様の中で違和感があったり、ピンとこない部分がありましたら・・・一旦保留にして頂くか・・・もしくは、ご自身の感性に従って、自分なりにお心の中でメッセージを翻訳し直して頂いてもよいと思います。

おそらく、そのようにして頂けた方が、私が受け取った高次元存在からの「想いと意識が融合したエネルギー」の本意に、より近づくことが多いだろうと思っています。


私はプロのチャネラーではありますが、心はあくまでも一人の日本人男性であり・・・限られた経験と、限られた認識・・・また独自の魂を持って生きています。

ですから、どうしても「自分」という枠はありますので・・・あなた様はあなた様なりに翻訳した方が正しい場合もあるはずなのです。

かつてソクラテスは「無知の知」を説きました。

「無知の知」とは、自分の理解は絶対的なものではない・・・と謙虚に知ることとも言えるでしょう。

特にこのような不確実性を伴う分野においては・・・常に「無知の知」を伴った謙虚な姿勢と、最善を尽くす努力が欠かせないと感じています。


ということで・・・今回はここまでになります。

やっぱり堅苦しい記事になってしまいましたが・・・(^^;)

何か未開の土地を切り開いているような・・・そんな集中力を必要としました。

あくまでも個人的な認識ではありますが、もしあなた様の中で少しでもお役に立てる部分がありましたら幸いですm(_ _)m

長い記事になりましたが・・・最後まで読んで下さって、ありがとうございました!



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