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体験できなくても願いは叶う――叶え方のコツ

一つ前の記事で、
現実がどうであろうと、積極的に自分の好きなことを探し、ちょこっと齧るだけでも体験してみることは大事。体験=サンプリング」

と書いたが、好きなこと、憧れていることを体験できないときもある。
そういう時は、それを体験できない自分の境遇を悲しみつつあきらめるしかないのだろうか?

そんなことはない。

その場合は「こういうのいいな?やってみたいな。行ってみたいな。体験したいな」と思いながら、そこ行ったり、やったりしている気分でニンマリ、ウキウキするだけでいい。

すると、またまた優秀な専属のコンシェルジュさんたちが動いて、自分が忘れている間に、最善のバージョンで全ての手はずを整えてくれる。

例えば以前、私はボルドーに行きたかった。南仏特集に出てきたのワイン畑が素敵で、その写真を切りとって壁に貼り、ときどき眺めては現地の香しい空気を想像してうっとり……。

すると、約3カ月後、仕事で西オーストラリアに行くことになり、現地で観光局オススメのワイナリークルーズにも加わってみた。

船上でワインをテイスティングしつつ、オージーの皆さんのおしゃべり(半分以上、聞き取れない)にうなづいていると、どんどん川幅が狭くなって、広大なブドウ畑とシャトーが見えてくる………お⁉ この光景は私が壁に貼っていたボルドーの写真と、アングルから配置までほぼ一緒。

OH!ボルドーのつもりが、西オーストラリアに来ちゃったか(笑)。

ま、でも、イメージした通りの場所で、想像以上に素敵な体験ができたから大満足。むしろ、伝統と格式のあるボルドーより、気楽な人が多いオーストラリアの方が私には向いていたかもしれない。

また、某アーティストのライブを東京、大阪の大きなアリーナで行われる回ではなく、音響が素晴らしいと聞く金沢の小ホールで観たいと思って、チケットを申し込んだものの落選。

えーおかしいな、金沢で観てるイメージがすごくリアルなのにハズれるなんて……と、二次抽選に申し込むも落選。あれー⁉

しかし、なんか行ける気がするんだけどなー。
ま、もしダメだったら、久しぶりに金沢21世紀美術館でも見てくるか、と飛行機とホテルの予約を残しておいたら、金沢公演6日前に「一緒に行く人が行けなくなった。金沢だけど一緒に行かない?」と、知人から連絡が。
かくして無事、音が最高な金沢公演を楽しめた。

と、こんな感じで、そこに行ったり、やったり、食べたり、笑ったりしている感じを、なるべくリアルに想像して、イメージの中でその満足感や至福感を感じて遊ぶと、忘れた頃に「全て手はずが整いました」と突然、連絡がきて叶ってしまうのだ。

これは、おそらく「運がいい」と言われる人はみんな無意識のうちにやっていることで、プライベートから仕事まで、あらゆることに使える。

特別な人脈を持っていなくても、お金にモノを言わせられるほどリッチでなくても、使い方さえ知っていれば誰でも無料で使える。
だから、使わせていただかない手はないと思う。

ポイントは
・絶対叶えようと、気合いを入れないこと
・脳天気に想像して、五感を使ってHappyをリアルに感じること
・叶い方を決めつけないこと(最高のルート&スタイルで叶うと信じる)

すごい簡単だから、みんなにお勧め。
だけど、この方式で絶対叶わない人もいるから、最後に書いておくね。

それは………「そんなんで叶ったら苦労ないわ。そんなんで叶うわけないじゃん」と思う人。もしくは、そうやって易々とHappyな体験をしている人を、妬んでばかりいる人。

せっかく火をつけても、水をかけたら消えてしまう。
上記の人たちは、自分が毎度毎度、願いという「火」に水をかけて消していることに気づいてない(妬みも「あの人はできるけど、自分はできない」という前提でわくものだから同じ)。

もしも、あなたがそういうタイプなら、まずは「願いが叶ったっていいし、どういう叶い方をしてもいいんだよ」と、自分に教えてあげることが先だと思う。

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