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【withE通信:今こそ広島を知ろう!】

 台風が過ぎ去り, 秋らしいすがすがしい日が続いていますね。こんな気持ちのいい日がずっと続けばいいのに!と思いながら過ごしていますが, すぐに寒くなってしまうんですよね…。この「はかない」秋をめいっぱい味わいましょう🍁
今日は, 秋の訪れを感じつつ, 改めて広島県について知ってもらいたいなと思います!

〈県のシンボル〉
 みなさんは47都道府県それぞれにその県のシンボルとなる「県花」「県木」「県鳥」が定められていることを知っていますか?県花の選定は1953年。郷土の花選定運動が発端となって選ばれました。県花に選ぶための基準としては「①郷土の誇りとする花、②よく知られ愛されている花、③その地方の生活や歴史に関係の深い花」などなど, 都道府県ごとに特徴となる花が選ばれるような基準となっています🌼その後, 1963年に県花の発表をきっかけに, 鳥獣保護連盟、日本野鳥の会などの呼びかけによって県鳥が選ばれるようになりました🐦1965年には国土緑化運動の一環として, 県木の選定も行われたのです🌳
 学校で47都道府県について学習している人もいるのではないでしょうか。都道府県の名前と一緒に, 県のシンボルについても調べてみると, その土地に愛着がわくかもしれません。気候の特徴についても勉強にもなるかもしれませんね。

〈広島県のシンボル〉
 では, 広島県の県花, 県木, 県鳥は何なのでしょうか。もちろん, 県木はモミジです。宮島, 三段峡, 帝釈峡など, 県内にはモミジの紅葉の名所がたくさんあります。もみじ饅頭も有名ですよね。県花は正式に決められていませんが, 県民に親しまれていることから, モミジを県花としています。
 県鳥はアビと呼ばれる渡り鳥です。つぶらな瞳をもつかわいいアビですが, 日本へは冬にやってきます。瀬戸内海では特に呉市の豊島周辺でよく見られます。その光景は『アビ渡来群遊海面』とも呼ばれ,
国の天然記念物にも指定されています。冬の風物詩ですね!
 ちなみに県の魚もあり, 広島県では牡蠣が選定されています。養殖が盛んで, 広島を代表とする, 代表的な水産物です🦪

このように広島県のシンボルを知ることでもっと広島を知ることができたのではないでしょうか。もうすぐ県木、県花であるモミジが綺麗なシーズンに入ります。ぜひ、お出かけをして綺麗なモミジの紅葉を見てみてください。そして寒くなると、県鳥のアビ、県魚の牡蠣のシーズン到来です!今年もあと1/3ほどですが、広島を堪能できる季節はこれからですよー!!

作・サバちゃん(理科担当)


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