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「お金のない自治体が取り組める環境政策」ありますか?

こんにちは!WithChihiroです。4月28日20時~辻村ちひろさんを講師におむかえしてのおはなし会の第2弾!を予定しております。「電気は足りてるの?」をテーマに前半はおはなし・後半は質疑応答の構成です。Zoomにて行いますので、全国全世界からご参加いただけます。お申し込み方法等詳細についてわかるnoteへのリンクをこの投稿の一番最後につけておきますので、興味持たれた方はぜひ読んでみてください!

さて、今回の記事では4月13日の生配信(第2部)より、チャット欄の質問に答えている部分を一部文字起こししました。(動画12分50秒~)

いつものことではありますが、間違いや誤認識等がある可能性があります。気が付いた方はどうか教えてくださいませ!よろしくお願いします!


チャット欄での質問「お金のない自治体が取り組める環境政策はありますか?

これね、そうなんですよ「お金がない」っていう理由なんですよね。で、私自身はお金がないっていう状況を変えたいと思ってます。あの…おかしいです。もっと地方にお金を回すべきだと、その辺は思ってます。

で、ひとつ、それで作られたのが「環境贈与税」っていうのを使うっていう仕組みなんですけれど…これで全ての自治体に環境税で取った税金が環境のために使うっていう予算として配られることになってます。

なので、それを使うっていうことがまず現実的なのかなっていうふうに思ってます。

で、そこをいかに紐つけないかってことですね。地域にとって本当に必要な施策にお金が回せるようにしないと、変なガイドラインみたいなのがガチガチになっちゃうと、また「どっかで木を植えました」みたいな話で終わっちゃうんですよ。
だから、それだと意味がないので、しっかりと…例えば里山保全活動している人たちに実際にその対価を払っていくとか、そういうことに回していくっていう。
まずはその「環境贈与税」っていうのを使うっていうことを徹底していくっていうことがいいのかなっていう風には思っていますね。

あとはやっぱり環境に関する予算っていうのがあまりにも少ない、国の予算が。環境省もなんていうの…国の全体の予算が削減されてるんだからって言って遠慮しちゃうんですよ。

実はね、前に「種の保存法」っていう法律改正にずいぶん関わったんですね、専門家として。
国会でも参考人で答弁したりしました。そういう中で法律が変わって絶滅危惧種の保全にもっと取り組むことに決まったんです。
僕らはそれが法律で決まったんで、予算が増えると思ってたんですけど…環境省、すごく「ひとがいい人」が多いのかな、全体のパイを変えずにそこの予算だけ増やした、つまり減ったところがあるっていう状態になっちゃったんですね。だからそれは良くない。

やっぱりこれから環境の時代ですから。
環境をより良いものにしていくことが、私たちの暮らしを豊かにしていくことに直結するテーマなので。やっぱり。コンクリートものだけではなくて、しっかりと公共事業として環境政策を進めていくっていうことが必要なんだと思うんですね。

で、そういうことをやっていくっていうことで、しっかりと地方にもお金が回っていくようにしていくってことが必要だと思います。

日本の自然にあたえる危機、4つある。大きく4つあると言われている内のひとつが「里山の管理が行き届かなくなること」なんです。

そういうこともしっかりと国が責任を持って予算をつけて、公共事業として地域の自然再生のための予算を投入していく。
そこには人材が必要になってきて雇用が生まれます。もちろん森林の管理っていうことにも、しっかりと雇用が生まれていくことになります。
それがれいわ新選組の中にある、いわゆる「グリーンニューディール政策」の中に盛り込まれてる話なんですけれども。そういうふうにしていくことが必要なんじゃないかなって思ってます。

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文字起こしは以上になります。
動画もご覧ください!


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