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『やりたいこと』へのエネルギーを大切に|しょうたさん(前編)

「やりたいことはあるけれども、誰とどうやっていけばいいかわからない…。」

そんな悩みを持っている人もいるのではないでしょうか?

今回は、沖縄国際大学のサークル『ピリカウタリ』創設メンバーであり、現代表であるしょうたさんにお話を伺いました。

芸能の演舞を中心としながらも、そのパフォーマンスはエイサーや現代版組踊といったジャンルを定めず活動するのが特徴の『ピリカウタリ』。

しょうたさんを含めたメンバーそれぞれが「やりたいことをやる」ことを大切にされているんだとか。

活動形態の秘密や、やりたいことをやるためのヒントをお聞きしました。

【お話をお聞きした方の経歴】
川勝 渚羽太(かわかつ しょうた)
沖縄国際大学 新3年生
ピリカウタリ 団長

↓ピリカウタリ Instagram

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カーテンコールが大好きで

ーーーピリカウタリって、どんなサークルなんですか?

一言で表すと、『各地域の芸能文化を題材にした作品創りを通して、異文化交流をする創作チーム』です。

現代版組踊やエイサー、獅子舞、バレエやギターなど、メンバーそれぞれのやりたいことや得意なことを持ち寄ってパフォーマンスしていることが一番の特徴になますね。

ビーチクリーンに参加するなど、芸能に縛られない活動もしています。

ーーーなるほど。どういった経緯でピリカウタリを始めようと思ったのですか?

副団長と「また舞台がしたい」って気持ちが一致したからですね。

僕は以前版組踊の団体に所属していて、舞台に立つことがすごく好きなんです。

舞台当日までの練習とか準備って、すごくキツいこともあるし、人とぶつかることもあるし、その中で楽しい瞬間もあるんですけど。

カーテンコールでお客さんの拍手が聞こえた時に、大変だったこととか乗り越えてきたことを全肯定される気持ちになるんですよ。それがすごく好きで。

現代版組踊の舞台の終了後、別のエイサー団体に所属していた時に、一緒に所属していた副団長と「またやりたい」って話になって。そこでチームを作っていきました。

とりあえず自分たちで何かしてみようってことで、最初は『花城』という曲のMVを制作してみて。

友達に出演してもらったり、外部のカメラマンさんに協力してもらったりしていたら、めちゃめちゃいいものが出来上がって。YouTubeにアップロードしたんですけど、今1万回再生超えているんですよね。

その動画をもとに大学へサークル申請して、一緒に撮影してくれた仲間も半分くらい残ってくれることになったり、MVを見て一緒にやってみたいって言ってくれた人もいたりして。

そこから今の『ピリカウタリ』の形になっていきました。


取り組むエネルギーが全然違う

ーーー「様々な文化・ジャンルを取り入れながらパフォーマンスを作っていく」スタイルが、ピリカウタリならではだと思うのですが、そこにこだわっている理由はなんですか?

「みんながやりたいことをやる」っていうのを大切にした結果、そういう形になっているんです。

チーム理念としても、『夢』『鼓動』『チャンプルー』の3つを掲げているんですよ。

『夢』:夢=やりたいこと。一人ひとりが夢を持ち、実現のために行動する。
『鼓動』:かっこよく、楽しく、新しく。自分も見ている人もチムドンドンするように。
『チャンプルー』:多くの芸能やジャンルに囚われず、メンバーが集結して創作する。

やりたいことをやっている時って、表情もエネルギーも全然違うんですよね。好きなことだったら没頭してできる。

実際、舞台やイベントに出た時のメンバーの表情はすごくイキイキしています。メンバーによっては「ピリカウタリで人生変わりました」って言ってくれる子もいるんです。

いいものを創りたい、いい想いをしてほしいって思うからこそ、「みんなのやりたいことをやる」ことを大切にしていますね。


前半はここまでです。
後半もお楽しみに・・・!


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ライター:さむ

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