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コロナ禍の最中、沖縄を旅して思ったこと ー機内編ー

■観光地の実際

僕は、コロナ禍真っ只中に沖縄本島に旅行で行ってきた。

「きっと、叩かれるに違いない。」

「島の方々に迷惑をかけないだろうか?」

とかなり不安があったが、素直に旅の自粛にうんざりしたのと、実際に現地がどうなっているか気になったので行くことにした。しかしながら、知り合いには一切言わずに今回は旅をした。これが良いか悪いかはわからないが、僕の周りは旅に否定的な立場の人が多いのは事実だ。

政府が打ち出した「Go Toキャンペーン」は、日本のコロナ感染者が増加の一途を辿るなかで非難轟々の嵐で一部地域や特定の条件にある人を対象外とする措置をとった。

旅行を楽しみにしていた人々の多くがキャンセルしたことは、旅行者のみならず観光業の方々からしても落胆したのではないだろうか。

■閑散とした空港

地元の空港は、緊急事態宣言解除後に初めて訪れたが、あまりに閑散としていた。世の中が大きく変わってしまったと思った。かつては賑わっていた飲食店は軒並み店を閉め、お土産屋さんにもほとんど買い物客がおらず淋しい以外に言葉はなかった。

ただ、沖縄へ行く便は複数発着しており、搭乗した便も7割ほど席が埋まっていた。旅行客とみられる方ばかりが搭乗していた機内はコロナ禍を忘れさせるほどにワクワクムードな乗客ばかりだった。コロナ禍ではあっても、国際線がほぼ運休しているため、異国感や少し遠出した気分になれるため沖縄を訪れる人は一定数いるのだろう。

■機内での徹底した感染対策

機内では、離陸前にアルコール除菌シートを一枚配られた。僕はそれをとっておいてレンタカーのハンドルを拭いた。
他に、機内の空気がかなりの頻度で換気されていることの説明やマスク着用のお願いなど機内で快適に安心して過ごせるような配慮がなされていた。

普段は一人一人ドリンクの注文を受け、CAさんがその場で紙コップに注ぎ、渡してくれていたが、パックに入ったお茶か、既に注がれていたリンゴジュースを配っていくスタイルに変わっていた。

お手洗いに行くときも、先に利用者がいると近くの空席に着席し待機、その後声をかけられてから利用する形だった。

搭乗前は、正直機内が最も不安だったが、感染対策を徹底しており、安心して旅先に向かうことが出来た。しかしながら、機内で常にマスクを着用することに慣れていない自分には息苦しさが常にあったのは事実だ。