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with a cup of coffee

よく、考えごとをします。

それは自分の過去だったり、未来だったり、明日の朝ごはんだったり。
はたまた目の前のコーヒーについてだったり。 

コーヒーを飲んでいるとき。
紅茶を飲んでいるとき。
ビールジョッキを傾けているとき。
青春の味、ビタミン炭酸マッチを飲んでいるとき。

ときたま考えるのです。
この中に飛び込んで外の世界を眺めたら、どのように見えるのか。
コップのフチ子さん。
なんだかんだで脳内飲料遊泳をしていると、行きつくところは常にここ。

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彼らを思い出すのです。

私の指に食らいつこうとすごい勢いで向かってくる。

諸君、そんなに私の指が憎いか!

そのうちに溶けて赤と白のマーブルな塊になってしまうのではないかと思うくらいにゼロ距離。

ウチのアノ子

昔金魚を飼っていたことが何度かありました。中でも特別お気に入りの子がいました。

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こんな見た目をしていました。
ほっぺを朱に染めて、口紅を塗ったような、そんな顔。 

まあシンプルにブサ可愛かった。

金魚すくいの前に30分居座り、1回だけ挑戦しました。
失敗しました。
あまりに悔しがる私におじさんが500円で譲ってくれました。
金魚の相場は分からないのですが私は大満足でした。 

勉強机の横に金魚鉢を置いて、いつも眺めていました。
朝起きて、水面に浮かぶ彼女を見たときは、あまりの儚さに涙が出ました。
それ以来金魚は飼っていませんし、金魚すくいもやりません。 

忘れたころにやってくる

どうでしょう。
コーヒーがどうだとか、もう忘れたでしょう。
なんでこの話になったんだっけ?
そんな様に浮かんでは消えることを話したり、考えるのが好きなのです。

ところで私の出身高校の自販機の上3段を占めていたマッチですが、
彼らは何故そんなに推されていたんでしょうか?
青春の暴力でしょうか。

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