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世界の消費者55%、ブランド離れ【深夜22時の創造しい会|7月5日(水)】

企画参謀
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世界の消費者55%、ブランド離れ

日経MJ
2023/7/3

アーンスト・アンド・ヤング(EY)による世界の消費トレンド調査
日本を含む世界27カ国の2万1000人以上の消費者を対象に、インターネット上でアンケート調査した。期間は3月16日~4月14日

消費者の55%が「ブランドはもはや重要でない」と答えた。全体の9割以上が生活費高騰への懸念を示し、生活必需品以外の購入を減らす動きもある。財布のひもは固くなっている。

調査では62%が「最新のファッショントレンドを追いかける必要がない」と回答した。
67%は買い替えより修理を選ぶようになっている。

衣服や靴についてプライベートブランド(PB)での購入を検討する消費者も半数にのぼる。EYは「ブランドはもはやステータスを表現する唯一の手段ではなくなった」と分析し、消費者のブランド離れの表れとみる。

支出を減らす行動も出ており「支出は生活必需品にとどめる予定」とした人が49%と半数に迫った。
36%は衣服の支出を減らす計画を持つ。
44%はテイクアウト料理の購入回数を減らす予定としている。
必要最低限の消費にとどめようとする人が目立つ。

EYは日本の特徴として
「支出を抑えるためにこれまで購入していた消費財ブランドを変える」
と答えた消費者の割合が低いことを挙げる。

全世界では「変える」と答えた人の割合は35%だったものの、日本では12%にとどまった。
生活必需品は慣れ親しんだブランドから切り替えたくないと考える人が多いようだ。

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