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解脱~輪廻転生の終わりと霊的成長

さて続き。私たちの本体である魂は永遠不滅の存在です。

「じゃあ永遠に私たちは輪廻転生しないといけないの?」
「悟り開いて解脱して、輪廻転生の輪から脱出ってどういう意味?」

って疑問を持つ人もいると思います。

先の記事に書いた内容で、私たち人類には共通の目的があると書きました。
といいますか、創造的意識(絶対存在)の「神聖なる計画」というものがすべてのベースにあるのです。
これはまぁ宇宙の法則ですね。計画書で方程式で規則みたいなもの。

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私たちが本体の現身として3つの次元に自己を投影し、所有している3つの身体…これが実体ですね。これは一時的な身体で仮の宿みたいなものですが、
「個別」の存在として、自己を表現していくためには必要不可欠なものです。

(だって私たちは根っこの部分では繋がっているといいますか、本来は同じ一つのものだから、一個の生命体の一部でそれ全体としては一つだけれども、一つひとつのセルは個別に分かれていて、そのセルはセルごとに末端を持っている。根っこから見ると一つだけど、末端はいくつにも分かれててその数は無数で、末端から見ると一つひとつが単体なんですね。この説明で分かりますかね?)

末端である実体をして、私たちは「個」としての自己を所有し表現できる。
他者と自己の区別・差別化が可能になるのです。

実体としての身体は80~100年程度しか持ちません。

輪廻転生というのは、この腐敗し死滅する身体としての実体を、何度も個別のパーソナリティとして生き、使い捨てるかのように通過していくこと。

これには「終わり」が設定されているのです。

輪廻転生の終わりとは、

腐敗し死滅する身体ではなく、永遠不滅の身体を完成させることが出来たとき、(いわゆる霊的成長を遂げ、悟りを開くとか解脱とかそういう意味合いの時期ですが) たくさんの人生を生きて様々な経験をして、唯一無二の自分を表現するというミッションを遂行しながら、私たちはその永遠不滅の身体を育てることをしています(3つの次元で3つの身体を使うことで)

永遠不滅の身体である第4の身体は、2つの身体を成長させつつ、現実世界であり物理的次元であるこの三次元にて、自己の創造性を表現していかないことには成長しません。

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これは
4次元の身体であるサイキカル体(心)と
5次元の身体であるノエティカル(思考)体で
それぞれ49段階あります。
(7つの段階がさらに7つに分かれてる)
これがすなわちそのまま霊的成長の段階ということなります。

サイキカル体とノエティカル体が、二人三脚みたいに共に手を携え足並み揃えて、一つの段階を成長し、上っていけるのなら良いのですが、残念ながらそうではなく、2つの身体が成長していくスピードはバラバラです。

心の身体であるサイキカル体だけ成長していく人もいるし、
思考の身体であるノエティカル体だけ先に発達していく人もいます。

そんなわけで
人の霊的成長の段階というのは49段階ではありますが、2つの身体の成長の状態が異なっているので、2つの身体それぞれがどこの段階にいるかという
組み合わせになりますから、49×49-49=2352でしたっけ?
数学は大の苦手だし計算式調べてもわからん…でしたので、あくまで仮の数字として。

まあ、なんていうかこの世には2352通りの、霊的成長の段階にいるパターン(霊性の状態)に分かれるということで、それだけバラエティ豊かな人材がいるということです。

でもこの2つの身体だけ鍛えて成長させても、その成長の度合いに合わせて
肉体を使って物質的次元で「表現」「行動」していかないと、第4の身体・サイコ‐ノエティカル体は成長しませんが。

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とりあえず私たちは、永遠不滅の身体を得るために、幾多数もの身体に一時的に宿っては、幾多数のもの人格を生き、色んな人生を展開しているわけですね。

ひとつの人生で2つの身体が一段階成長できれば、49回の人生を生きてゴール到達!となるわけですが、残念ながらそうはいかないのです。

落第も飛び級もないけど、留年はあるのがこの地球学校。100回位の人生で「輪廻転生終了」となる人もいるけど、この地球上には「600回生きてまーす」なんて人もざらです。

そして地球単位で全員がゴールに到達しないと、全員がその後に進めないのでございますが(連帯責任なんで)、困ったことに楽観的な状況とは言えないのです。

ちなみに霊的成長の段階を語る時に、「ヤコブの階段」という図式があるんですけど…

5. 超意識
4. 意識的
3. 目覚め
2. 無意識
1. 本能

これで言うと、地球の60%以上の人がまだ1と2なんですね。
4以上の人はほとんどいず、5なんてウルトラマイノリティ。

そして「私が~」「私が~」な価値観なんですよ。
標準的な基準が「I, My, Me」「I me mine」
まだこの地球って星は、大国はジャイアニズムですし、政治にしても国単位として、大多数が自国の利益だけで動いているとこばっかなわけ。

「You&I」とか「We are」的な、
分かち合い、シェアする価値観はマジ少数派。

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ここまで書いてああ最初書こうと思ってたところから
風呂敷が広がりすぎているというか
話がどんどん別方向に流れている気がっっ

そしていったんここで切って
また続きにしてしまいます

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