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Tina Charles - Dance Little Lady Dance / 恋のレディ・ダンス - 1976

ティナ・チャールズを検索すると、バスケットの選手が出てきてまうw 残念ながら、日本のwikiにはなくて、英語でならって感じ。当時はそこそこ有名だったんだけど、時の流れって無情でござる。

ちなみに彼女は、イギリス出身のディスコ・シンガー。カネボウのCM「クッキーフェイス」の歌でお馴染み。

「Cookie Face」1977

肝心のCM映像。

これ衝撃的というかカッコ良かったっっ
とにかく夏目雅子さんのワイルド・ビューティ💛 若さが爆発しています。ピチピチです❤️ 素晴らしいボディ~

申し訳ないけど、ただのグラビア・アイドルとは、格もそうですが、輝きが違います。確かに巨乳つーかグラマラスではないけど、魅力ってそういうのではないんだなあ。

当時たくさん、このポスターが盗まれましたが、オカズにした男性は多いと思うし…女性だって、この健康的な美しい肢体には、憧れをもって目標とされた方も少なくなかったよ。

この頃は化粧品のCMが優れていたっていうのかな~良作であふれてたし、時代を彩る流行そのもので、我先に話題を集めようと競争が激しかったですよね。ヒット曲もそうですが、綺麗なキャンペーンガールもたくさん発掘されました。

そして、このクッキーフェイスの時のCM撮影裏話とか、伊集院静氏の小説「潮流」に書かれてまして…これを原作とした
大和和紀さんのコミック「天使の果実」にも描かれていたりします(和紀さんの旦那さんが講談社の編集さんで、伊集院さんの担当という縁とのこと)。

どこまでがノンフィクションで、どっからがフィクションなのかは解らないのですが(当時不倫していた恋人の桃井かおりさんのことは出てこないから)…夏目さんとの出会いのこととか高倉健さんのこととか、へーふーはーって感じです。

でもって、ティナ・チャールズのモデルとおぼしき歌手も出てきます。えー?? こんな人なの、ティナって??という驚きもあったっっ

そして…

「Dance Little Lady Dance / 恋のレディ・ダンス」1976

CMよりも先にこの曲の方がヒットしていたから、だから多忙だったんだと思う<小説や漫画にあるように
でもって、77年に結婚して子供を産んでいるから、クッキーフェイスのレコーディング時に臨月だったということも事実なんだろう。

ティナはいちおう、パッと出のシンガーではなくて、バック・コーラスやスタジオ・ミュージシャンとしてキャリアを積んだ人で(デビューは69年なんだけど、その時に無名時代のエルトン・ジョンが、彼女の曲(レコーディング時)のピアノを弾いていたりして)75年にヒットを飛ばすまでは、長い下積みを得た人なんですよね。

バッグ・コーラスにしては声が強すぎる…ってことで、敬遠されることもあったみたい。

「 I'm on Fire」1975

「Disco Fever」1976

「I Love To Love」1976

「Take all on me」1976

「Dr.Love」1976

「You Set My Heart On Fire」1976

「I'll Go Where Your Music Takes Me」1977

「Stop What You're doing To Me」1977

そして、今でもキャリアを再評価されて細々と活動しているみたい。そうですね、日本ではこの2曲くらいでしか知られていませんが、実力はあった人なので、気に入った人には他の曲もぜひ聞いて欲しいですね。


他blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2020/12/07 掲載記事より転載


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