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エネルギーワークの落とし穴(上)

以前に知人の方から伺ったことです

その方は自分の問題と向き合うために
とあるエネルギーワークを受けられたそうなのですが…
(もしかしたらヒプノだったかも)

氣鬱になる状態というか
ダークな気分はなくなったものの
それと同時にそれまで取り組んでいたことへのやる氣…
すなわち情熱が自分の中から消失してしまったというか
炎が消えてしまったかのような状態に陥ってしまった

…とのこと

実際どのようなワークであったのか
詳細まで伺ったわけではないので内容が解らず
あくまで想像でしかないのですが

たぶん…
その施療者の方がエネルギーブロックと判断した
負のエレメンタル(データ)に対しての
アプローチをされたのだとは思うのですけど
余計なものまで取ってしまったか
穴が開いた部分をきちんと埋めることをしなかったか
書き換えをきちんとしなかったか
そのあたりかなあ…と

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以前のどこかの書き込みにも書いていますけど

エレメンタル(記憶たる想念データ)は
過去のものとリアルタイムで作られているもの
過去生のものと今生のものと
実に複雑に入り組んで絡み合い
相互関係を成り立たせながら存在しているので
これらに対してアプローチするときには
慎重にならないといけないのです

肉眼で見て物理的に
確認することの出来ない器官ですから余計に

そしてこれらに働きかけるときには
大量の氣を必要とするので氣の補充が欠かせません

(置き換えていうなら
長時間の外科的手術をするのに
大量の輸血と点滴が必要になる…みたいな
でないと大量出血により失血ダメージを生じ
そのことにより身体全体あるいは一部に
深刻な機能不全の問題が発生してしまう)

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このようなことと浄化という名の好転反応
ヒーリング・クライシスについて理解していないと
様々な弊害が生じてしまいます
(エネルギー的施療やワーク後の不安定な時期には
遠隔的な施療でサポートできる状態が望ましい)

ヒプノセラピーやエネルギーワークをした後
無気力状態になってしまったとか
鬱を発症したとか健康を損ねてしまったとか
実のところそういう話はよく聞くことなのです

記憶たるエレメンタルのことを
媒体としてのマイクロチップやデータファイル
ディスクに置き換えて説明することもありますが
不必要な電子媒体やレコードをピックアップして
その数枚を処分するというのとは違うのです

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複数のエレメンタルの相関図は
シナプスによって繋がっているニューロン
複雑に伝達しあっている脳細胞のようなものです

脳腫瘍の除去などの複雑な脳の手術をするとき
単純に腫瘍部分だけを切除すれば解決ではないように
(血管や神経に食い込んでいたりする場合もあるので)
エレメンタルの書き換えや弱体化をするときには
そのデータを読み込むハード部分すなわち
本体たるその人自身の霊的な身体の健康状態
データが格納されている部分の状態など
様々な要素を鑑みて進めないといけません

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その人の霊的な身体の状態(肉体含む3つの身体)は
霊的レベルによって耐性が異なっており
エネルギーフィールドの状態も人それぞれです

現代社会においてはほとんどの人が
極端に氣が不足していて
オーラの損傷がある人ばかりなので
霊的身体の深い部分に触れるより以前に
こちらの問題を整えるのが先なのです

とくにエレメンタルが蓄えられている
チャクラと呼ばれるエーテルセンターは
3つの身体のつなぎ目であり枠組みである
エーテルダブルにある器官なので
ヒプノセラピーや過去生の解放ワークなど
記憶の部分に触れること…すなわち
エレメンタルに対する働きかけをするなら
3つの身体のバランスが整っているのが条件で
そうでない人にこのようなアプローチは
ダメージを与える結果を生むことになります

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3つの身体の調和がとれていない人に
そのような働きかけをすることは
3つの身体のバランスを崩してしまうことであって
心身の健康に悪影響を与えるばかりなんですね

それは体力のない人や
他の疾患による問題を抱えている人に
負担のかかる処置や手術をするようなものです

従って離魂病状態の人に対しては
「やってはいけない」ワークなんです

なのでこうしたワークは性急にならず
一度にあれこれと行おうともせず
過剰な干渉を避け自然の成り行きのままに
ゆっくりと少しずつ一歩ずつ
段階を経て進めないといけません

そして相手の状態によっては
今はまだ早いと断ることも大切です

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それから
よく「チャクラを開く」
という言い方をする人を良く見かけます

「チャクラを開花させる」
という言い方ならわかりますが(まだ)

「チャクラを開く」ということが
どういうことなのかというと
3つの身体をバラバラにするってことです

チャクラ(サンスクリット語では)
つまりエーテルセンターは
3つの身体それぞれに存在しなおかつ
エーテルダブルという身体の枠組の一部であり
エーテルダブルは同時に
3つの身体の境界線であると同時に結合部分で繋ぎ目でもあります

物理的なものに例えていうなれば
エーテルセンター(チャクラ)はモノとモノを接合させている
蝶番やボルトのようなものです

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このチャクラを開くということは
3つの身体を連結させているボルトを外す
一つの身体になっている3つの身体を
バラバラに解体(分解)する
そういうことです

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ちなみに自由自在に外すことの出来る人もいます
仙人や導師みたいな人とか
ある一定の霊的成長のレベルに達した人で
解脱間近の輪廻転生の卒業に近い人たち

何故って
接合部分たるチャクラを外しても
彼らまた自分(自力)で元に戻せるから
分解しても設計図知ってるし
戻し方も知ってるし~というレベルにいるから

また第4の身体たる6次元の身体が成長していて
肉体以外の霊的な2つの身体も
それぞれ独立(自立?)して発達しているので
単独でもバランスを崩すことがほぼないから

でもそうではないレベルの
まだまだ未熟な精神性を持った人は
出来ないというか
それをやってしまったらまず廃人になります
まあ開くことはそうそう出来ないにしても
開こうとして無理に圧力をかけると
正常な働きが阻害されて異常が出てしまう
そんな可能性もなきにしもあらずです

(胃を鍛えようとして大食いチャレンジをして
逆に胃を壊してしまうようなものですね)

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だからチャクラに対して過剰に働きかけをする
ワークはやってはいけないんですね

整えること 状態をよくすること
チャクラの働きをよくすること

そのようなワークはよいのだけども
「開く」ことを目的にするワークは
百害あって一利なしです

だから
知らないっていうのは怖いことだなとつくづく思います

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アメリカではベトナム戦争の頃に
ヒッピー文化というものが
反戦運動と相まって広がって
フラワーチルドレンて人たちが
東洋の神秘思想や哲学に憧れた時代があって
(ビートルズもインドかぶれになった)

日本では昭和40年代から50年代にかけて
オカルトブームがあって
60年代にニューエイジブームが起こって
チャネリングとか前世療法とか石ブームとか
あったりしました
その後にはスピリチュアルブームが近年に流行り

それによって西洋人がたくさんやってきて
西洋の色んなワークが入ってきました
そして皆さんそれをありがたがってました

それよりもはるか以前19世紀後半から
西欧で近代魔術師と言われた人たちが
(クロウリーとかメイザースとかetc)
東洋の神秘思想に憧れて
タントラとかその他エネルギーワークに
手を出した時期がありました

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とはいうものの
東洋人と西洋人の見た目や体格(骨格)
肌の色や生活習慣や食べているものや体質等
住んでいる場所の気候含めて違いがあるように
東洋人と西洋人では
体内の氣の流れにも差異があるし
霊的な身体の仕様にも差異が存在する

だから
東洋のやり方のエネルギーワークが
西洋人には害になることもある
西洋のやり方のエネルギーワークが
東洋人の害になることもある

実際それで健康を損ねている人は多いです

東洋人には東洋人に見合った霊的ワークがあり
西洋人には西洋人に見合った霊的ワークがある

そして同じ東洋人でも
韓国人と中国人は似ているけれど
日本人とはまったく違う
韓国と中国の氣のワークは日本人に合わない

漢方も中国や韓国のものは
日本人にはキツイし強すぎるのです
海外のものは何事も取りすぎはいけないのです
(日本人に合わせて調整されるべき)

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まったくダメというのではなく
適量が大事ってヤツです
それか少しずつ年月と時間かけて慣らしていく

外国のものだからって
何でもありがたがるものではないです
その民族にはその民族にふさわしい
霊的かつ精神的なエネルギーワークや
最適なトレーニング法が
ちゃんと確立されて伝えられているのです

それ以外のものにトライするには
まず基礎が出来ていないといけません

そして
19世紀の西洋の魔術師たちが
インドとかチベットで見つけて実践しまくった
エソテリックなエネルギーワークは
初心者向けではない上級者向けのもの
(ほとんどの魔術師が心神喪失や
精神異常を引き起こし廃人となっています
元々の性格もあるでしょうけど
クスリのせいばかりではないですね)
そして彼らが著書に残している秘術と呼ばれる方法は
3つの身体をバラバラにしても
自力で元に戻せる段階に達した
聖者クラス向けの修行法というのかな
超上級者向けのものにチャレンジしているんですから
マジ無謀です

握力5位の人が大リーグ養成ギブスつけて
生活するようなものです

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それは
ジョギングはおろかストレッチもしたことのない
まったくの運動未経験者にオリンピック強化選手の
筋肉強化のための特別プログラムをさせるようなもの
(そしてそのような霊的修養やワークをする時には
摂取する食べ物と生活も併せて考えないといけないの
筋トレをするときにプロテイン取ったりするのと同じ)

そういう無茶ぶりをすることが
どういうことかわかりますよね?

自分のペースでの呼吸をしながらの瞑想は
ふつーに誰がやっても安全です

でも呼吸法とか他の特殊な瞑想など
様々なエネルギーワーク的エクササイズをするには
何事もその人の霊的な身体のレベルと状態に合わせて
段階を踏んで進めないと実害が起こりやすいのですね

各種エネルギーワークも
氣をいじることであり氣を扱う行為なのですが

海外からの知恵とテクニックを
そのままに日本人に使うものではないです
日本人の霊的身体の特性や氣の流れの特徴
それを知った上で日本人に適応させて
応用して使っていかないといけない

また個々によっても異なっているので
その人の本来の正常な状態と乱れている今の状態
その差とか
現状のエネルギーフィールドの問題
全体としてのバランス

まあ色んな事総合的かつ相対的に見て
判断していかないとなのですね

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以前のblogに書いていた数年前の記事です。エネルギーワークの落とし穴(下)に続く。

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