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Otis Redding - (Sittin' On) The Dock Of The Bay / ドック・オブ・ベイ - 1967

オーティス・レディングのことも忘れてなーっていうか、
タイミングを逃してましたわっっ

ジャンルとしてはソウル、出身はアメリカ。
オーティスもまた独特な歌声の人ですが、サム・クックほどアクが強い個性ってわけではないかな。

わずか26歳でこの世を去ることになった彼は、その短い生涯において、モントレー・ポップ・フェスティバルに出演したとき、白人ロック・スターばかりの出演者の中で、ソウルフルな歌声で観衆を圧倒し、彼らの心を虜にし、大喝采を受け、音楽に人種の垣根がないことを知らしめた…
その道の第一人者なのです。

MONTEREY INTERNATIONAL POP FESTIVAL 1967

これは黒人音楽において、稀有で貴重な第一歩でした。
(ジミヘンも同じフェスティバルに出ていましたけどね)

Try A Little Tenderness - Monterey Pop Festival - 1967

彼は、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第8位、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」においては第21位、「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第4位という、スバラなシンガー。

「These Arms Of Mine / ジーズ・アームズ・オブ・マイン」1962

これが実質上のデビュー曲かな。

「Pain in My Heart / ペイン・イン・マイ・ハート」1964

「Mr. Pitiful / ミスター・ピティフル」1964

「I've Been Loving You Too Long / 愛しすぎて」1964

ジェリー・バトラーとの曲です。

「Respect / リスペクト」1964

アレサ・フランクリンのカバーの方が、今となっては有名ですね。

Aretha Franklin カバー 1967

「Satisfaction / サティスファクション」1965

ローリング・ストーンズのカバーです。またこれがいいんだっっ ストーンズもこのカバーは嬉しかったと思いますっっ

The Rolling Stones オリジナル

「Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song)」1966

他にもヒット曲は数あれど、オーティスと言えば…

「(Sittin' On) The Dock Of The Bay」1967

ですね! 亡くなる三日前にレコーディングした曲です。
彼の遺作、最後の曲になりました。

飛行機の墜落事故でした。
次の公演地へと移動する際の事故。

なんていうか、当時はミュージシャンが亡くなる事故が本当に多かったです。
バディ・ホリーも飛行機の墜落事故でしたし、自動車事故やドラッグによるオーバードーズ、まだまだ安全性が確立されていず、飛行機も黎明期で不安要素も強い時代であったから仕方がないのですが。

26歳はいくらなんでも若すぎました(見た目おじさんですが、まだ20代です)。

この頃は、本当に素晴らしい才能のある人ほど、早く召される傾向にあったなあ…


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2020/12/29 掲載記事より転載


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