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心の中に棲まう魔~攻撃的な生霊

【笑みの中の刀】
笑顔でいながら、実は敵意に満ち満ちていて、刀を隠し持っているとの意。うわべでは笑い顔をつくりながら、内心は陰険で相手を害さんものとしていることのたとえ。
類似の諺・・・口に蜜(みつ)あり腹に剣あり、綿に針を包む心

さて、実用性の乏しい霊的知識より、実際の具体的な事例や症例について書いた方が、どうもタメになるみたい…ということで。有料マガジンにしてしまっているケースファイルも一部の大丈夫そうなものは無料に移行しようかなーとか…考えている今日この頃。それはさりとて、まずは最近改めて、「生霊は怖いよ(鵺の鳴く夜は恐しい)」と思ったので、その辺りの話をば。

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まずは私の体験。生霊(邪念)を飛ばされるのは、まあ慣れていると言えばそうですね。一度や二度では無いし…と言うよりはしょっちゅうかっっ このような仕事をしているわりには、無防備(鈍感?)すぎるくらいに無視していることの方が多いわけですが。はい、困ったことに。いちいち過敏に反応していてもなーと言い訳をしつつ、ホンネは単に面倒臭いだけかもっっ

昨年末のこと。とある人の周囲に集まっている、グループ・エレメンタルに反応しちゃいまして…その人に対して物思うこと多々ある人の想念の集合体って言うのかなっっ 単なる嫉妬や悪意もあるんですけど。当人が気づかないうちに周囲を傷つけていると言うか、悪意無く振り回している結果のあれこれで(マルチでは無いけどネットワークビジネスと誤解されるビジネスのやり方をしていたりとか)…まあ、私もそういう愚痴を多少周囲の人から聞いていたので、なんかまあ、解るわけです。

その人は私からしたら、知人(年上)の高校時代の同級生だった人という、さほど近くないけど、SNSで繋がりはあるくらいの人。ある時、その人にお誘いされて、とあるお寺にご一緒したのだけど、その時にダイレクトにその人に対する周囲の懸念(お小言)みたいなのをキャッチしちゃったわけです。それに関しては、単なる知人で友人と言うほどの関係ではなく、またお客さんでは無い関係の人だし、無視すれば良かったんですが。ちょっと圧に負けましたっっ汗 かと言って、その人からした私は5つも年下と言う格下の存在。日頃の態度から、対等に見られているとは思えないのでした。しかも、とあるスピ系の人に依存・傾倒しているようでしたしねっっ(笑)

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ぶっちゃけ、変なエネルギーも身に纏っている(たぶん、変なとこに出入りしているから)。そして、その裏には傲慢さがあったりもする。妙な自信って言うのかなー 彼女のそうした面に周囲の人たちは気分を害していたりするわけですが。

またボランティアかーと思いながら、もうこういう時はしょうがない。道具に徹しました。ちょうど彼女にお金を貸して(お寺に誘われた日、お財布を忘れたとのことだったので)、その貸したお金のやり取りのことで「人にお金を借りといて失礼だな」って思う対応をされてしまったので。ちょっと小言を言わせて頂いたわけです。

縁が切れても致し方無し。切れて惜しい縁でも無いし、連鎖して共通の知人も切るしか無いけど、それも止む無しと判断。

したら、案の定、ものすごい念が剣の雨となって、たくさんたくさん、飛んできましたよwww 一晩中、降り注ぐほどに凄かった。めっさ攻撃的な人なのね~ たぶん格下の私に言われたことでプライドが傷ついたのでしょう。

すごく解りやすい。こうやって周囲の人を今まで傷つけてきたのか。自分では優しい思いやりのある、誰からも受け入れられ好かれている人物と思い込んでいるから、困ったものです。周囲のホンネに気づくことが出来ないというか…還暦過ぎても、人はなかなか変われないものです。いやさ、還暦過ぎてしまったからこそ、頑なで、変わる機会を得られないままなのか。これじゃ、周囲も思ったこと言えないはずだ。みんな建て前で付き合ってて、誰も本当のことを彼女に言ってあげた人は今までいなかったのだなあ…と。謙虚さがあれば、受け止め方も違ったのでしょうけどね。私の職業を知らないからとか、そこは関係ない。理解してても、聞く耳は持たないでしょうし。

不愉快な出来事(指摘)を通して、そこから何を受け止め考えるのか。自分を振り返ることが出来るのか否か…そこからは後は彼女次第。

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次は女性の生霊、特に不倫に関するプリンちゃんの念って厄介と言う話。ちなみに私は不倫は大嫌いです。なので、不倫をしている側の相談は受けません。(身内で不倫をされ、さらにサレ側に精神的に追い詰められ、自死を選んだものがいるから) 恋する心が止められないとか、想いの上では自由だけども、行動に移しちゃう人はダメっす。

人間にとって苦労に負けることは恥ではない。
快楽に負けることこそ恥である。
by ブレーズ・パスカル

友人の離婚した旦那さん、SBの経理部長をしていた人なんだけど、風俗とかキャバクラとかで浮気しまくりで、生活費も5万しか渡さないようなケチな人だった。彼がMBAを取得して、上記の企業に入社するまで彼女が働いて発給の年下ダンナである彼を支えてたのにねぇ。友人のことを悪妻と会社で言い振らしていやがったよ。妻の関係者前では物分かりの良い、愛妻家を装っていたけれど。

で、ある日、それまでの玄人さんでは無く、本気になったのか、会社の女の子に手を出したらしく。ある時から、彼女にその不倫相手の念が届くようになった(私が彼女と知り合ったのはその頃)。たぶん、彼女が地方公演で留守の時には家に連れ込んでいたのではないかな。ある日、彼女が帰宅すると、門入って中、玄関に上がる階段のところに置いてある、鉢植えのローズマリーの枝が何本かむしりとられたように千切れて落ちていた。(ローズマリーの枝は風とかで折れるようなやわなものではないし、通りすがりの人がむしるには無理のある場所) プリンちゃんの嫌がらせ以外にナニモノでもなく。

元々は敏感で勘の良い彼女だけれど、恋は盲目って言うのかな…結婚して何十年経っていても、パートナーに対する気持ちや信頼感って、良い意味でも悪い意味でもフィルター掛けちゃうとこありますよね。多分見たくないという気持ち。うちの旦那に限ってという、信じたい気持ち。思い込みみたいなのが働いてしまって…

そして彼が仕事から帰宅すると、彼女はどうしてもイライラしてしまう。ヒステリーに反応してしまうと言うのか。それまでは穏やかにリラックスしていたのに、彼が玄関から入ってきた途端に、ピリピリと神経が剥き出しになって、とげとげした態度を取ってしまう。

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そうです。彼女は無意識に、旦那さんが不貞を働いていることをキャッチしていた(旦那さんの裏切りと心理に反応していた)…と言うのもあるんですけど、実際、彼に纏わりついているプリンちゃんの彼に対する執着心、まあマーキング的な生霊ですね。これに対して不快反応を示していたのでした。

旦那さんに対して纏わりついてた情欲の不浄的なエネルギーというのもありますが、彼女の邪念(奥さんである友人に対しての対抗心)たる生霊の攻撃に、ダメージを与えられてたってのも大きかったです。

結局、友人夫婦は離婚して、元旦那さんはプリンちゃんと再婚したみたいですが。筋を通さず、不義理をしたことに対しては、いつかツケを払う事になるのはカルマの法則で決まっていることだから。

今は丸く収まったと思って、安心して束の間の幸福の中にいるでしょうが、油断して、いい気になっている頃にねww たぶん、その時には彼にとって一番失いたくない、掛け替えのない、大切なものを失うことになるでしょう(と、怖いことを言っておく。え? いやさ何も私はしてないです。彼女が彼を赦してしまっている以上、私は何も出来ませーんっっふふふ→意味深)。

快楽のうしろには面倒と悔恨をもたらすものがついている
by レオナルド・ダ・ヴィンチ

そうですね。結婚してから、心変わりをしてしまうこともあるでしょうけど、それは致し方無しではあるものの…問題は、人としてのスジを通すか通さないかって言うこと。信頼関係の上に結婚は成り立っているので、信頼関係を裏切るのならば、それ相応のペナルティを負うこととか、相手への誠意の示し方とか、筋道の通し方って、人として大事なことなんですよね。

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そして、そんな風にね。旦那さんもしくは奥さん…パートナーが浮気している時、それが本物の愛情からではなく、単なる情欲と禁断と背徳のスリルに魅せられた、不貞行為と言う名の情事に溺れているだけの色狂いな関係ならば…とってもイヤなエネルギーを創り出して放ち、気持ちの悪い存在を集めてしまってもいるから、当人たちだけでなく、奥さんは勿論、周囲にも良くない影響を与えます。子供のいる人にとっては子供たちにもね。

それは霊的汚染と言ってもいいものだし、間男から生霊飛ばされることはあんまし多くないけど、生霊を飛ばしてくる間女(プリンちゃん)は結構多いので、霊的に過敏なタイプはそのダメージを受けてしまうことも多かったりします。そうですね。上記の私の友人のように。

不倫の恋はいいエネルギーではなく、大体が邪念や負のエネルギーを集めるから、どこかしらに歪を生むことになりますね(誰かが不幸になる)。そして当然ながらカルマになるし、償いが終わって過去のことになったと思っていても、忘れた頃にツケを払うことにもなる。

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とはいうものの、横恋慕していることで創ってしまった生霊だからと言って、必ずしも邪悪なものとは限らなかったりもします。

前にも書いたと思いますが、今回の感染症禍で、リモートワークになってしまった旦那さんを覗きに来た、女子社員の生霊さんがとあるクライアントさん宅にお邪魔していたことがあったのですが…

まあ、それは淡い恋心と言うのかな。既婚者独特の落ち着いた安心感を放つその旦那さんに憧れている(片思いと言えばそうか)女子がいて、けれど、奪いたいとか、そんなことは思わず、ただ…いいなあ…会いたいなあ…でも、結婚してらっしゃるしなあ…涙 みたいな、そんな気持ちで、奥さんであるクライアントさんに対して敵意とか、そういうのがある人では無かったので。まあ、この手のは無害の部類。何ていいますか、自分の旦那さんが他の女性から見ても魅力的だと思ってもらっているという事で、もてないとか、嫌われているとか、臭くてうざい迷惑親父と思われてないだけ、全然いいじゃんって、収められる話ですからね。むしろ、「ふふん、既婚者になっても魅力的な旦那」と自慢して、惚気の材料にしてくださーい、デス。

はい、旦那さんがめちゃ鈍い人だし、よしんば彼女の気持ちに気づけたとしても、そういう関係に転ぶような人ではないというのもアリ。

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女はティーバックみたいなもの。
熱湯につけられてはじめて、その強さに気づくのです。
by エレノア・ルーズベルト

はい。そんな感じで、不倫関係の生霊…恋の妄執から生まれる邪念的なエレメンタルは恐ろしいです。最近もそういうケースがありまして… 色々と物思うことがあったわけです。なんだかなーって。

知らないところで勝手に恨まれて、攻撃を仕掛けられる奥さんとしてはたまってものではないですよね。もちろん、逆のケースも無いわけでは無いのですが。男性側が飛ばすケースって、女性と比べて圧倒的に少ないんですよねー そして、女性というのは必ず、パートナーである男性では無く、相手の女性に飛ばすというのがミソ。時に子供たちにその攻撃の刃が向くこともありますし… 

そして、そのエレメンタルの気持ち悪いこと、悪いこと。

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「きゃーっ!」ってな感じで、ぶった切りまくり、切りまくったって感じでしょうか。そうですね。娘道明寺の蛇では無いけど、あんな感じもあるし、ろくろ首みたいなのとか、旦那さんに絡みつく手だけとか、女郎蜘蛛とかその蜘蛛の吐き出す糸みたいなのとか…きしょいよー! キモイよー! です。

そんな感じで、パートナーが不貞行為を働いている場合、プリンちゃんや間男からの攻撃的な生霊やマーキング的な生霊と言ったエレメンタルが次々に送り込まれてくると言う、知らないところでのサイキックアタックやアサルトを受けることになり、結果、お子さんや自分自身が心身不調になるようなダメージを受けてしまう。そんなこともあるのだと知っておいて下さい。

男は安定すると浮気する。女は不安定になると浮気する。

そして、ストーカーな生霊ももちろんいるし、別れた元カレ、元カノの生霊ってのもわりと多いです。これらは新しい恋を邪魔してくれるし、色々と面倒事を引き起こしても来る。想いを断ち切れず、未練を飛ばしてくるって言う程度なら、時間の経過と共に力を失くしていくし、思慮分別ある人の純粋な思慕ならば、災厄を引き起こすようなことにはならないのだけども。

あと、友達同士とか職場の同僚とか、一見味方のフリしたエネフレってのも厄介ですね。相手の幸せを妬んでいて、邪魔してくるんですよ。ようするに元凶は嫉妬心。親子もね…中には子供を支配して操ろうと、エーテル・コードを差し込んで、なおかつ自分の生霊を埋め込んでいる毒親もいます。子供の方は生霊と言うより、依存的な、相手から養分を吸い取るためのコードを差しこんでいたりとか。夫婦でもそういうのはありますね。

中には支配的な祖母や祖父などが、孫に対して、生霊を送っているケースも過去にはありました。困ったもんだ。この手の生霊は、コバンザメや寄生虫や寄生植物みたいなもんです。ようするにエネルギーパンパイア。なので、送られたほうの消耗ぶりはハンパないです。

緋牡丹灯篭は、肉体を亡くした幽霊(死霊)に魅入られ、恋に落ちて、相手のエネルギー源になってしまった話でもあるけど… 攻撃的なネガティブエレメンタルたる生霊にアタックを受けてしまうと、似たようなことになりがちです。源氏物語の六畳の御息所は、生霊と言うよりは、幽体離脱して(サイキカル体が抜け出して)恋敵をくびき殺してしまったというところ。娘道成寺の清姫もやはり、恋に狂い、妄執に取りつかれてしまったことから、生きながらにして怨霊(この場合はエレメンタルの奴隷もしくは幽体離脱して)となり、蛇の化身になるがごとく、相手を焼き殺してしまったと…そんな感じだろうなあ。

はい、人の想いは本当に怖いですよ~

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