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『さなぎ』

イモムシから蝶になる過程の中で、
さなぎの時間は
ほんの少しの時間だけど、
さなぎの時間無しでは、
イモムシは蝶になれない。

成長するとかいう意味ではなくて、
「気づく」ということの大切さ
大きさの例え。

気づいてその先、行動するってことは大事だけど、その気づき無しには、行動は起こらない。
その行動は、ああしよう、こうしようと、思うことをやっていくだけのこと。

だから、気づいたその瞬間はとても大切なモノ。


昔々の日記の中に、この「さなぎ」というメモ書きを見つけました。
その余白には、
「☆泣いてからがんばってもイイんじゃない?も、気持ちが軽くなった」と走り書きがありました。

どうやら、この「泣いてから頑張っても良い」と言ってもらったことが、当時の私にとっての気づきだったようです。
仕事で、頑張らなきゃ、頑張らなきゃと思いながら、時間に追われるどころか、時間に置いて行かれないように、しがみついて引きずられながらでも、日々の業務をこなしていたのを思い出しました。
泣くとか、休むとかの選択肢は頭に無かったのですね。それで、「泣いてもイイんだ」が目から鱗の大発見だったのです。

あれから時を経て、今は色々、息抜きや手抜き、気分転換、ストレス解消の手段を増やして、頑張りすぎて自分を追い詰めることは減りました。
無くなりましたと言いたいところですが、ストレスタンクの危険ラインに近づくことはあります。
そういう時、自分を客観視して、問題を書き出したり、人に話すと頭の中が整理されるという、新たな気づきもありました。

大切なことに気づかせてくれる、人や、出来事や、言葉などなど。感謝して、気づきを行動に繋げていけたらと思います。

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