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『桜』

久し振りに記事を書きます。
昔むかしに書いた詩のシリーズ。まだ続きます。

昔むかし、お付き合いしていた人への想いを綴った詩です。
別れることは決まっているのに、いつまでも動き出せないでいる私には、着々と未来への準備を進めていく君の姿が眩しく思えました。
桜吹雪の季節迎え、葉桜になる頃思い出すいくつかの場面。
今となっては、懐かしい思い出です。

それから時が過ぎ、詞を書くことに触れ、自分で作曲もしてみたくなった時期がありました。
初めての曲作り。作曲の勉強などしたこともありませんでしたが、音楽作成ソフトに頼り、素材の切り貼りで作ったものが残っているので、聞き直してみました。ボーカロイドのCALさんに歌ってもらったのも初めてでした。

ここにも、記録として残してみます。

『桜~あおみどり~』

さくら 咲く頃に
香る 淡い 思い
記憶 さかのぼって
君の 欠片(かけら)を 探す

触れられるのは 足跡だけ
重なる ことは無く
君との時は ただ遠く

今も私の 心
あの季節で 立ち止り
写真の中の 二人
セピア色した 花の雨


さくら 見る度に
巡る 淡い 季節
時を かき集めて
私 迷路に はまる

大事にしてた 思い出達
こぼれて 消えそうで
記憶の中に 色を付け

今も私の 心
あの季節を 振り返り
写真の中の 二人
涙色した 花の雨


いつまでも 積もる 想い
桜色した 春の 日差し みたいでした


きっと貴方の 樹には
季節巡り 芽吹き出し
新しい枝 伸びて
若葉が萌える あおみどり


ご視聴ありがとうございました。

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