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『ドライブ』

今回も、昔々に書いた詩ですが、写真は今も隣に居る大切な人の助手席からの景色です。

そして、気持ちも今の心境に重なるものがあります。

今隣に居る大切な人。夫と知り合った頃、私は相手のことを知りたくて、自分のことを知って欲しくて、会話をしたかったし、手紙も書いたし、メールを送ったりもしていました。
言葉に頼っていたんです。目には見えない気持ちというものを、言葉で確認して安心しようとしていました。

そして、ある時、私が送った手紙が電話か何かのメモ用紙に使われていたのを目撃しました。ショックでした。私の気持ちが伝わるように書いた、内容自体が軽く扱われたように感じたからです。

その後も、子どもを妊娠中でさえ、なかなか話したい時に向き合って話をすることができずに時が過ぎていきました。

私の気持ちは、行き場を無くしていきました。一緒に居る意味が分からなくなり・・・

そこから数年経った現在、育児をしていく中でやっと気づいた事があります。
気持ちの表現は、言葉だけではなく、行動で示す事ができるということです。夫がそういう人だと結婚10年目にして、やっと気づくことが出来た気がします。

過去の記事にも書いた、私の理想は夫婦支え合うこと。
今は、お互い出来ることを差し出し合えること、そして補い合えることが支え合う方法だと思っています。

多分、それは子育てという共通の環境の中で、同じ方向を向くことができたから、気づけたことなのかなと思います。

でも、根に持つわけではありませんがやっぱり手紙をメモ用紙にされたのはショックで

忘れられない色々なことがありましたが、気持ちを行動で示す人。そう思えたら、これからは同じ方向を向いて時間を共有していけそうだと、気持ちがまるくなった気がします。

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