考察
クラリネットのアンブシュアについて説明すると
・下唇をリップクリームを塗るような形にする
・やさしくマウスピースを下唇にあてる
・上の歯をマウスピースに乗せる
・口を閉じる。この時口角は外側に、微笑むような感じで張る
・下顎は下方向に張る(志村けんのアイーンに近い)
・そして鳴らす音を思い浮かべながら楽器に息を吹き込む
上記は私が初心者に教えるときのアンブシュアの手順
口輪筋は内側に咬筋は外側に張っている。日常ではなかなかない動きだと思う。それだけに、初心者には上の手順を最初はゆっくり練習することを教える。
よく咬みすぎて下唇が痛かったり、切れたりする人がいるが、それはどこかが違うと思う。なぜなら、初心者でもないのに痛かったり切れたりする楽器なら、クラリネットという楽器は百年以上前に廃れているはずだ。これも初心者に語る私なりの持論。
咬む力と咬まない力の絶妙なバランスなのか。
となると、私のアンブシュアジストニアもこの咬む力と咬まない力に起因しているのか?
2017年7月18日記
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