機嫌を取り戻すフレンチトースト
昨日は病院で健診を受けて、出産に向けた今後の見通しがなんとなく立ちつつ……それでもいつどうなるかわからない状況は変わらなかったり、(母子共に全く問題はないのですが)いつもの先生が来週不在だと言われてなんとなく不安が募ったり。
そんな中で祖父の状態があまりよくないと母から相談を受けたりもして、重なるときはいろいろ重なるよな〜!と。
そんな日こそ夫と話したくて眠気と戦いながらがんばって起きていたけれど、深夜残業でいつも以上に帰りが遅くて会えず。
その後深夜1時半くらいにパッと目が覚めつつも夫は夢の中。私は寝付けなくなり、コーヒーを飲んでなんとか落ち着いてからもう一度寝て……
と、まあとにかく「なんとなくうまくいかないサイクル」にハマった日でした。
祖父の件を除けば大したことは何も起きてなくて。ただただ初めての状況に対する漠然とした不安が大きくなって、ちょっと不安定になってただけなんですが……今朝起きてからもいつもの調子が出なかったので思い立って焼きました。
フレンチトーストを。自分だけのために。
いや、大文字にするほどのことではないですね。笑 昔作っておいしかったレシピがブックマークに保存してあるのを見つけて。食パンも、牛乳・砂糖・卵・バターも全部揃ってるじゃん!ということで久しぶりに作ってみることにしました。
レンジを使って卵の液を食パンに浸してから、じっくり弱火で焼くだけの簡単なもの。
唯一のポイントは、弱火で片面5分ずつ、フタをしてとにかくじっっっっくり焼くこと。
お気に入りのポッドキャストを流しながら、フレンチトーストが焼けるのを待つ時間が妙に心地よく。ザワザワした気持ちがすーーーっと落ち着くかんじがしました。
多めに焼いて、夫にも分けてあげようか?とか、それをするなら焼くタイミングを見計らったほうがいいかな?とかいろいろ考えたけれど。
今日はもう自分のためだけに焼こうと決めて。在宅勤務中の夫を気にすることなく11時という昼時でもない時間に作り始め。12時前にはペロリと食べ終えました。
バターの香りとこんがりしたトースト、優しいハチミツの味わいがなんとも幸せな、自分の機嫌を取り戻すフレンチトースト。
いつかふと、この味と景色を思い出す日が来るのかな……お腹の中の人にもおすそわけできた気がして満足しつつ。まあなるようになるさと、自分を励まして。また新たな一日をスタートさせるのでした。
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