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結んで切れて絡まり繋がる | CONTINUE

縁尋機妙(えんじんきみょう)
良い縁からさらに良い縁を尋ねて発展していく様は
誠に妙なるものがあること
(安岡正篤)

こんばんは。wisteriaです。

今回で、一旦、シリーズ最終作になると思います。

(CROSS ⇒ CONNECT ⇒ COMPLICATE ⇒ CHAFE ⇒ CONSOLIDATE ⇒ CIRCULATE ⇒ CRACK ⇒ CHEERFUL CUT ⇒ COMPASS ⇒ CONTINUE)

これまで、根気よく読んで頂いた方、本当にありがとうございます。

今回の記事は、エピソードというよりも、
私個人の気持ちや考えが主となっていると思いますが、
よろしければ、最後まで、ご覧ください。

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とても大切な、かけがえのない存在と別れ、

今月から、お互いに、違う方向へと進み始めた。


だが、私は、本調子を出すことができなかった。

別れた翌日から、

これまで経験したことのない、こころの痛みと虚しさに襲われた。

これが、寂しさなのか、と自身でも感じるほどに。

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私は、大学入学以前、

良い出会い・縁を経験したことがなかった。

友人がいなかった訳ではないが、

その友人も、私にとっては、少し見ていた世界が違うようで、

私がいくら大切に思っていても、友人に届くことはあまりなかった。

なんだか居心地は良くなかった覚えがある。


当時の私は、多様な価値観・個性を受け入れ、

また、受け入れられることができなかったので、

当時の友人とは、全くと言って良いほど、

繋がりはない。

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だから、私にとって、研究室で出会った彼らは、

お互いに気遣えて、協力して、支え合うことができ、

苦しいことも、楽しいことも、一緒に経験してきた、

真に"かけがえのない存在"だった。

それは、自身が経験した痛みからも証明できるだろう。


彼らにとって、私はどういう存在でもいい。

ただ、私は、本当に大切な人と出会えた。

それが私にとって、大いなる喜びだった。

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私が、noteを始めたきっかけの大部分は、

この偶然で必然の出会いから始まった、

彼らとの思い出、否、紡いだ縁と繋がりを、

自分自身の中で、完結させたくなかったからだ。

そして、自戒も込めて、繋がりと縁の大切さを発信したかったからだ。


さらに、大げさに言うつもりはないが、

私自身、いつ死ぬか分からないと思いながら、日々生きている。

実際、てんかん発作は、発作時の打ち所や場所が悪ければ、死に至る。

いずれ死ぬ時が来る。

だから、口下手な私でも、想いを残せる手段はないかと探していた。

その時、noteと出会った。

そして、衝動的に、アカウントを作り、記事を書き、現在に至る。


誰かに見せびらかすために、自慢するために、

これらの記事を書いていたわけではない。

過去の記憶と想いの記録として、書いていた。


むしろ、リスクも背負っている。

かけがえのない存在である彼らは、

あまりこういう公開のされ方は望んでいないと思う。

だから、もしかしたら、裏切り者となるかもしれない。

だけど、私があの時想っていたこと、見ていた景色、感じていたこと、

私目線で、彼らに読んでほしいとも思っている。

さらに、組織や人間関係の歪み、彼らが感じた痛みを、

私は、内に留めず、外へ問題提起したかった。


これらの願い、2人なら理解してくれると私は信じている。

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来る某日。

2人と久しぶり?に会える。とても嬉しい。

オンライン上だけど、どんな話が聞けるか、今から楽しみだ。

いっぱい話して、その時間を私の明日への糧にしたい。


繋がりが、続き、後世まで廻ることを祈る。

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不器用な結び目がついた、
複雑に絡まり、擦り切れ、
結びつきを強固にし、
まっすぐ円く繋がり、
少し亀裂が見え、
ゆっくりとその結び目を解き、
お互いに別の方向へ移動し始めた3本の糸は、
再び、偶然の引き合わせによって、繋がる。

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最後まで、読んで頂き、ありがとうございました!

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