続single-oとは?進展あり!指小辞!?
前回、新作ミッション・インポッシブルに出てきたsingle-oという英語の謎について投稿したこちらのnoteに進展がありました!
コメント欄にてきゅうりさんから以下のようなご教示をいただきました。
それを受けて私wisteria。
ここで書いた『パルプ・フィクション』のdaddy-oのシーンはこんな感じ。
フルーツゼリーのJell-Oなんかもそうなんでしょうね。
この解釈でいくとこの-oは言語学の「指小辞」(diminutive)の一種になるでしょうか。指小辞とは感情的に「小さい」「少し」といった意味を表す接辞で、日本語なら「彼氏」を「彼ピ」としてみたり、「堀慎吾」を「堀ぽよ」と呼んでみたり、英語ならduck「アヒル」をduckling「アヒルの子」にしたり、ラッパーのThe Notorious B.I.GをBiggieという愛称で呼んだりするときのあれです。もっともBigの指小辞というのも妙な話ですが。。
そういえば昔私が好きだったサンライズのアニメに『THE ビッグオー』というのがありまして、これもビッグな指小辞だったんでしょうか。。
ビッグオー、ショータイム!
懐かしい。。
もっとも前回挙げたエラ・フィッツジェラルドの'Single-O'については、このOはoneのことでonly oneの意味とする解釈もあるようで、
ChatGPTも入力の仕方によっては違った解釈を出してくることもあるようです。
いずれの解釈にしても、ミッション・インポッシブルの文脈に戻ると、泥棒のグレース(ヘイリー・アトウェル)は自分で自分のことをsingle-oと呼んでいるところにユーモアが込められているんでしょうね。強いてそのニュアンスも日本語に込めて訳すなら「一匹オオカミちゃん」といったところでしょうか。。
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