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HubrisをクリアしてVRに求めてるゲームについて考えた

全4章。イカやダニその他との長いようであっという間の宇宙戦争VR FPS。難易度は一番低いもので遊んだけどけっこう死ぬし最後の方はショットガンと回復薬ガブ飲みでゴリ押し。内容としてはほぼほぼ普通のFPSのVR版。動き回るバトル中やスイミング・クライミングではあまり酔わなかったけど、ジャンプしたりじっくり周りを見回すマップ探索中はけっこう酔うので叩くより歩き回る方が大変だった。

もともとFPSはほぼ遊ばないので射撃や不意打ちされやすい狭い視界でのバトルが苦手だったが、特に巨大ダニは臨場感あるVRのせいもあって背筋がゾワッとして苦手だった。飛びつかれたときなんかは軽く悲鳴を上げる程度には。射撃1発で倒せるのだが大きさはピカチュウくらい?で割りと素早く足元に来られると視界に入らないし巣を潰さないと無限に湧いてくるので単純にやっかいだった。本作では巨大ボス戦のようなものは存在せず最後の方にちょっと硬くて強いソルジャーが出てくるくらいで敵のバリエーションは少ない。バリア付きの空中機雷のみバックパックから囮を投げつけることで放電させるという工夫が必要だったけどほとんどは単純な射撃のみで戦うのでそこはちょっと物足りない。

ストーリーは惑星への墜落、エイリアンに侵食された基地、バイクで荒野の疾走、爆発する基地からジャンプで脱出などなど、SF映画らしいシチュエーションが満載。OOOOrder-Of-Objectivityという組織の新人として宇宙海賊との戦いや超能力者のエージェントとの共闘など壮大そうな世界観・・・の極一部を味わえる。敵側にネームドのキャラはおらず味方同士の人間関係模様なども無いので雰囲気やノリだけではある。見た目がちょっと怖い女性エージェント・サイアナは裏切りそうで裏切らなかった。バイクシーンは初見殺しだらけでスピード落としてないと何度も死んだのでもうちょっとゲーム性よりスピーディーに駆け抜けるシチュエーションの体験をさせて欲しかった。

武器の強化や回復薬の生成といった要素もあるが、道中あちこちに落ちている素材集めはけっこう大変。アイテムは背中は手に持って背中で離すとバックパックに仕舞われる。この挙動はVRならではって感じでけっこう好き。逆に背中を掴めば取り出すことができる。右手なら回復薬優先、左手なら最後に入れた素材優先になるよう。合成の際は背中から次々にアイテムを取り出して合成機に入れていく作業が地味だが気持ちいい。

左手に残りシールド耐久値が表示されている他、右手で触れると所持品の一覧が空中ディスプレイに表示されてそのまま手で掴んで取り出せる。この辺はちょっと不便だった。耐久値を見るのに腕を見ないといけないし空中ディスプレイは誤操作が多かった。これだけ発展したSF世界観なんだからもうちょっと視界にダイレクトにUIを出してくれてもいいのではと思ってしまった。

Hubrisをクリアした後、現在はQuest3購入者は無料でもらえるアスガルズラース2をプレイ中。これまたMeta肝入って感じでゲーム性やボリュームがエグい(100時間超えらしい)し映像というかモデルのクオリティもかなり高い。

だがHubrisやラースを遊んでると自分はやっぱりVRではゲームと言うよりシチュエーションの体験をしたいんだなと、改めて感じた。VRでコンシューマーゲームのようなやり込みや高難度は正直なところ求めていない(というか最近はコンシューマーでもそこまでやり込みプレイはしない)。くれゴブが楽しめたのもその辺が大きかったと思う。ダンジョン奥からヒロインを連れ出すというシンプルなシチュエーションプレイ。あと起動後にロゴ表示やロードがほぼ無しで即操作できるのも地味によかった。Hubrisは起動後のロードがけっこう長かったしVRゲームは長時間遊ぶのキツイのでBeat Saberもだが即起動していつでもやめれるのが望ましい。

シチュエーション体験という意味ではこれもちょっと期待。体験版が配信されたメカフォース。まだまだ開発中って感じだったけど出撃シーンやコックピット描写は良さげなので期待。


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