見出し画像

文章勉強会に参加してみるよ

※別noteアカウントで公開していた記事を移動したものです

 推し活が昂じて、地元の文学館友の会にいきおい入会したのが去年の三月のことだった。

 「文学散歩開催。友の会会員以外も歓迎」
 そんな文言の書かれたチラシを、当のお散歩イベントが過ぎてから文学館出口の情報スタンドで見つけ、「もっと早く知りたかった! 早目に確実に情報を入手するにはどうしたらいい…?! そうだ入会しよう!!」と、その足で受付に引き返した。

 年会費は3000円。講演会や文学散歩イベント情報入手して、それにこっそり参加するぐらいでいいや~、と思っていたのだが、その後、「古文書が読めるよ!」という分科会(?)に出来心で参加してしまったら面白くて、可能な限り顔を出すようになった。そして気が付いたら、その分科会で読み進めた分の古文書清書を請け負っている。

 別の分科会も見学したところ、「これお勉強したい分野じゃん!!」と閃いて今後も参加を決めていた。それが先月の四月、文章勉強会での出来事だった。

 吾輩は文章をまとめるのが苦手である。書きたいことは多々あれど、筋立てて分かりやすく伝えることが出来ない。

 詳しいことは省くが、「適切に伝えられなかった」ために仕事で泣きを見たことが数度ある。そして今また、わたしは何度目かの「仕事の幅を広げたい」期を迎えていた。

 仕事の幅を広げるためには構成力を付ける必要があり、それをまとめる基礎体力として文章作成能力を身に付けたいと思っていた。しかし、文章力ほぼゼロから独学で学ぶのは不安がある。指導者が欲しい。文字書きを趣味とする友人は数人いるけれど、間柄を師事を請う請われるに改めるには些か馴れ合いが過ぎている。

 適度な距離と緊張感のある修練の場が欲しいと思っていた所、くだんの「文章勉強会」はうってつけに思えた。作品はA4用紙一枚に収めれば、表現形式は散文、定型詩、新体詩、なんでもよい。文章研鑽を志す参加者全員でそれぞれの「作品」を読み、意見を交わし合う場であった。修練を積んでいる諸先輩がたに付いていける気は全くしないが、あの検討の言葉が分かりやすくギスギスしない空気で揉んでもらえるなら、心折れずに続けられそうな気がする。

 ということで。
 せっかくなので、提出する「文章」をnoteにまとめておくことにする。
 手書きも考えたけれど、いかんせんまだうまくまとめられない。修正削除書き直しが安易なテキストソフトで執筆して、外部保存としてnoteに収めることにした。
 今回は決意表明まで。
 続けられますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?