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支援したくてもできない日はやってくる

noteを書く時間がなかなかとれないんです。

正確に言うと、noteに「ある程度まとまった文章」として書いていく時間が録れないな、という感じです。


書きたいけどなかなか手を付けられなくて、そのまま放置していることも若干ストレスになっていたところふと気づきました。


僕最近毎日ブログ代わりに自分のFacebookに日々の気付き、みたいなものを書いているんですね。仕事終わりにチャチャッと書いている感じで。
んでそれをアメブロにコピペしている毎日なんですが、「あ、そっか。これと同じ要領で、まとまったものはなかなか書けないけれど同じ要領でできるんじゃね?」ということを思いつきました。


なので、ちょっとまとめて書いていくのはもう少し時間の余力ができてからにするとして、しばらくは日々の中で「支援」にスポットを絞った自分の中のものをこちらにちょっとブログ的に書き残していくように変更していこうと思います。



という事で。
ブログでやっているのは「#所長のつぶやき」という感じなので、noteは「#支援バカのつぶやき」にでもしようと思います。どうぞお見知りおきを。



とは言え、今日はあまり現場ではないところの仕事が多かったんです。汗
なので、直接的な支援はほとんどしていないような気がします。
・・・が。


業務用の携帯には利用者入れ代わり立ち代わりで相談のメールが来ます。いずれも就職などで卒業した利用者ばかりです。
相談日時のアポイントだったり、パートナーとの関係性についての相談だったりが主なやりとりです。

僕自身も外部に出ていることがあるので、電話にもなかなか出ることが出来ないことが多いです。



一見これって当たり前で何ということもない話なんですが、これをスルーしちゃだめなんです。

僕たちは、利用者さんと出会った瞬間から彼らが社会に飛び出した後の支援をイメージしておかないといけないといつも思っています。
彼らが社会に出る、働いたり結婚したりするでしょう。そして間違いなくその時に僕ら支援者は「いつでも側にいてサポートできる」という状況ではありません。

電話での相談だったり、メールでのやり取りだったりをしながら、ある程度は彼ら自身で立ち回っていかないといけない場面がしょっちゅうある、何なら自分で考えてどうにかしないといけないことがしばしばある、そういう状況です。


僕らの支援はそこを見越さないといけない、ということです。


利用者さんとして受け入れをしたとき、2年後なのか3年後なのか分かりませんが、僕らが近くで支援をしようにもできない状況の中、彼らがその中を立ち回っていくことができる、というところから「逆算」して今の支援を考えないといけないと思います。


一人前になっている必要なんてありません。なんでも完璧に1人でできている必要もありません。
そんなもの、僕らだって半人前で誰かの力を借りることもあって、どうにかこうにか社会の中で生きているんですから。


彼らが困った時に自分から相談できるだけの信頼関係を築けているか
通常の日常的な範囲のアクシデントであれば助言だけで彼らが自分なりに切り抜けられるか
アポイントなどで少し対応にタイムラグが発生したとしても踏ん張れるか
自分で行動できるか

みたいなところは絶対に必要になります。
じゃあそれをできるようになるためにはどんな支援が必要か。


そんなふうにして「ゴールから考えて」今すべき支援をセレクトして行えるかどうか、です。


嫌でも彼らが社会に出た時に、僕らは本当に大した支援ができなくなります。物理的にも。
その時に僕らがしてきた支援の質が見えるんじゃないかと思います。
社会に出ればいろんなことがあります。想定外のことなんてザラに。

そこで僕らがしてきた支援のひとつの成果が見えるんだと思います。


僕らはいつだって、いつかくる「支援者がすぐに支援に入れない状況」から支援を組み立てていく必要があると思っています。


今僕らが自然にしてしまっているサポートは、本当にその未来を見据えた上でやっている支援なのかどうか。
もしかしたらスキルや知識の前に身に付けないといけないのは、その視点なんじゃないかと考えています。



書き方を変えた初日なので、今日はこんなもんです。




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