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対人関係に悩む人へ【人は鏡のようなものだと知れば】

人間関係って鏡みたいだ。

自分を愛してくれる人のことは愛しくなるし
自分を憎む人のことは憎くなる。

だからさ、昔の私はさ。
私がこんなに皆が嫌いなのは、皆が私を嫌うからだ。
理解してくれない
大切にしてくれない
尊重してくれないから嫌いなんだって
私を愛してくれない周りを責めていた。
こんな酷い人たちに囲まれた自分は可哀想だって
環境が悪いんだと嘆いていた。

でもさ、人間関係が鏡みたいなら
向こうの目には、私どう映っているんだろう?

私は皆を理解していた?
大切にしていた?
尊重していた?
私は今日あの人たちに、何回笑顔を見せた?


愛してくれない人を愛せないのは
不機嫌な人の前で安らげないのは
ああ、皆も同じだよなぁって気づいてから
少しずつ自分を変えていった。

愛していない人を、いきなり愛せはしないから
まずは嫌いを普通まで戻した。
そうしたら相手の態度も普通になった。
必要があれば話せるようになった。

許すようにしたら、許されるようになった。
助けるようにしたら、助けられるようになった。
感謝するようにしたら、感謝されるようになった。
笑いかけるようにしたら、笑いかけられるようになった。

いつの間にか顔ぶれは全く変わらないのに
かつてあれほど嫌っていた環境のまま
「ああ、幸せだな」って自然に笑える時間が増えた。


私がいつも穏やかではいられないように
鏡の向こうの人たちも、いつも穏やかではないけど、
人は鏡のようなものだと知れば、一時の不和はもう怖くない。

私が皆を好きでいれば
そのうちまた「好き」に戻ることを
今の私は知っているから。