君が同性愛者だと聞いて私が思ったこと
こんばんは、ウィッシュノートです。前回のポエムにスキをありがとうございました。
自分なりに伝えたい想いや言葉があって書いているので、読んでくださる方がいることが、本当に嬉しくてありがたいです。
今日は同性愛者であることを自覚したばかりで、悩んでいた子に向けて書きました。同じ悩みを持たない者が、こんなことを言うのは無責任かもしれないと、本人には伝えられなかったので、ここにそっと置いておきます。
君が同性愛者だと聞いて私が思ったこと
君が同性愛者だと聞いて
このまま一生、独りかもしれない。
誰にも愛されないまま死んでいくのかもしれないと
不安に打ちのめされているのを見て思ったのは
君が同性愛者なら
いつか君と恋をする人も同性愛者なのだから
きっと君と同じように
このまま一生、独りかもしれない
誰にも愛されないまま死んでいくのかもしれないと
胸が潰れそうな不安に苛まれて来た人だろうということ。
そういう人にとって、いつか出会う君の存在は
まるで奇跡のように貴重で
かけがえのない贈り物になるだろうということ。
君が今「異常だ」と「可能なら捨てたい」と苦しんでいる心の形は
いつか出会うその人を、救ってあげるためにあるんだ。
同情や友情では、その人を救ってあげられないから
心からその人を愛し寄り添ってあげるために
独りで死なせないために
君は異性じゃなく同性を愛せるように生まれたんだ。
間違いでも失敗でもなく、
ちゃんと意味があって、
大切な役割があって、
そういう君に生まれて来たんだ。
君が同性愛者だと聞いて、そんな風に私は思った。
今は一人で辛いだろうけど、
ちゃんと意味があって生まれて来たのだと。
同じ苦しみの中でもがく誰かを、
孤独にしないために生まれて来たのだと。