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ほぼ日手帳が手放せない

 ほぼ日手帳を愛用しはじめてから、もう20年近くになる。
(以下のページは現時点で最新の、2024年版のものです)

 初めて持ったのは2007年1月はじまりのオリジナル(A6)版。
 カバーの上にカバー・オン・カバー(カバーが汚れないようにカバーの上からかける、透明なビニール製のもの)をかけるとその間に推しの写真を入れられる!と聞き、その理由だけで購入した。
 以来、一度も浮気することなくほぼ日手帳を使い続け、カバーこそ今ではジッパーズタイプ(手帳が入るサイズのポーチのような形状で、ラウンドジッパーで開閉するもの)で、表紙に推しの写真を入れることはできないが、一つのカバーを数年使っていて、中身の手帳本体だけを毎年、新しいものにしている。

 例年では10月~12月頃、ほぼ日手帳を買っている。
 以前はほぼ日手帳を制作している「ほぼ日刊イトイ新聞」の運営している「ほぼ日ストア」から直接買うこともあったが、最近は都会に出向いた際、ロフトで購入することが多い。
 4月はじまりのものを使っていたこともあるが、現在は「年の初めから1年間使いたい」と思って、1月はじまりのものを使っている。

 現在の私の手帳は、毎日の行動の記録と、それに対する感想を書き綴るものとなっている。
 ほぼ日手帳は一日につき一ページが割り当てられ、ページの左側に24時間分の時間軸があるのだが、そこにその日の自分がやったことを細かく書いていく。
(外出等の用事から、食事や身支度などの日常的な行動まで)
 そして右側のページに、それらの行動の際に印象に残ったことなどを、思いつくまま箇条書きで書いていく。
 そうすると、簡易的な日記になるのだ。
 昼間は時間あるときに手帳を開き、左側の時間軸に自分がしたことを書きこんでいく。夜、寝る前は、時間軸に書き込んだ内容を見ながらその日の自分を振り返り、特筆したいことを右側の空欄に書いておく。
 そうすると、一日のページはぎっしり文字で埋まる。
 今の書き方を始めて一か月が経過しようとしているが(以前は日記を箇条書きするのみだった)見返すと自分が充実した日々を送っているような気分になる。そして「よく頑張ってるよ、自分」と声を掛けたくなる。

 この書き方、別にほぼ日手帳じゃなくてもできるのかもしれない。
 でも長年、慣れている紙質、レイアウト、大きさ等々……もうほぼ日手帳じゃないとしっくりこない気がするのだ。
 このような素晴らしい手帳を毎年、作って販売してくださっている、株式会社ほぼ日の乗組員の方々には、ただただ敬意と感謝しかない。
 そして今後、書き方や使い方はまた変わるかもしれないけれど、たぶん私はほぼ日手帳を手放せない気がする。

もしサポートをいただければ、とても嬉しいです。自分の幸せ度を上げてくれる何かに使いたいと思います。