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経済用語をニュースで応用してみる

GDP(国内総生産)

GDP(国内総生産)は、ある国の1年間の経済活動を示す指標で、その国で作られたすべてのモノやサービスの価値を合計したものです。簡単に言えば、GDPはその国の経済の大きさや、どれだけ成長しているかを示すものです。
GDPは3つの方法で計算されます。

  1. 生産アプローチ: 国内で作られたモノやサービスの価値を足し合わせる方法。

  2. 所得アプローチ: 国内で働く人や会社がもらっているお金を足し合わせる方法。

  3. 支出アプローチ: 国内で使われるお金(消費、投資、政府支出、輸出から輸入を引いた額)を足し合わせる方法。

これらの方法で計算したGDPはだいたい同じ値になります。また、物価の変動が含まれている名目GDPと、物価の変動を除いた実質GDPの2種類があります。実質GDPは、物価の影響を受けず、経済の実際の成長を見るために使われます。

実際の経済ニュースでGDPの記事がありますので、読んでみましょう。

【ワシントン=高見浩輔】米商務省が27日に発表した1〜3月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は前期比の年率換算で1.1%増だった。個人消費は堅調だったが、企業の在庫投資が大幅に落ち込み、2%程度とした市場予想を下回った。伸びは2022年7〜9月期の3.2%、10〜12月期の2.6%から2四半期連続で鈍った。

#日経COMEMO #NIKKEI

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