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満足と納得を比較する
歪なブロックを積み上げて格言めいた結論を導き出す思考実験が多分好き。以下実例。
満足と納得は似ているけれど違う。辞書的な意味合いはさておき自分の感覚では、前者は動物的あるいは本能的な欲望を満たすものであるのに対し、後者は合理的・論理的な帰結として獲得できるものと捉えている。
満足はいっとき満たせた気分になっても根拠の有無とは関係がなく、また欲望には際限がないので真に満たされることはない。到達したと思ったゴールがどんどん遠退いていくのである。
一方、納得するためには根拠が必要であり、理屈で到達できる。
また、動物的に相対する言葉として人間的という。
人間が生きると書いて人生というならば、人生とは満足を求めるものではなく、納得を目指すものではないのだろうか。
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