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【内省の記録】優しさがうまくいかない理由

優しい人に優しくしてもらったとき、「なんでこんなに優しい発想ができるんだろう」ととても不思議に思う。

相手が嫌じゃないかな?とか怒ってるかな?とかそういうことは考えるし、常識的に失礼なことを言わない配慮はできる限りしているが、それでも私の優しさ偏差値は高くない。


私は笑顔でいることが多い。
普通にゲラでもあるのだが、学生のころ「いつでも笑顔でいたら、敵意がないことを相手に示しやすいのではないか」と思った結果だ。
だから優しい笑顔ではなく、自分を守るための笑顔だ。

恋愛、友達問わず、好きな相手には優しくするようにはしていたが、自分ではそのつもりでも、逆に相手を不快にさせてしまうことがあった。

結局、私は自分のためだけに優しくしていたのかもしれない。
自分の思う優しさも、笑顔も、自分を守りたい、自分が嫌われたくない。
全部自分のためだったのだ。

私はそれに気が付いていなかった。


私はどんなときに「優しくされていない」と感じるだろうか。
またどんなときに「優しくされている」と感じるだろうか。


私が特に人に優しくできない時は、自分に余裕がないときが多い。

昔、たまたまとてもお金持ちの方とお話した時があったが、その方はとてつもなく寛大な方だった。
「お金の余裕は心の余裕」と改めて思った。

余裕、というのはいろんなシーンであてはめることができる。
先ほどあげたお金の余裕のほかに、気持ちの余裕、空間の余裕、時間の余裕…

私の頭の中は時に、自分で作り上げた被害妄想で余裕がない。
そんなとき、私は人に優しくできていない。

人間、いつでも余裕余裕~というのは難しい。
そんなときこそ、一旦一人になる時間をもつべきなんだろう。

頭の中を真っ白にしたり、自分と対話して被害妄想をとめる時間を今後持っていきたい。

そうやって自分をいたわることが、他人を優しくすることにつながるのではないかと思う。












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