食わず嫌いはシンプルに損している

結論: やったことがないとやったことがあるにはとんでもない差がある。

人は、そもそもの考え方の癖として、
自分がやったことがないことに対しては、
否定や批判をする傾向があるのかなと思う。
つまり、
食わず嫌いの考え方だ。
食わず嫌いの考え方は、
食べ物以外のスポーツや勉強、仕事、趣味など、
様々なことにも共通する考え方なのかなぁと思う。
例えば、
食べ物においては、
嫌いな食べ物があったときに、
それを食べたことがある人と食べたことがない人では、
その味を体験として経験しているのと、経験していないのでは味の判断ができないと思う。
見た目や匂いだけで判断して味を知らない状態では、
実際に味を評価する事にはならない。
また、スポーツや趣味などにおいても、
それをやったことがあるのか、やったことがないのかで、
人に説明したりアドバイスをしたりするときの説得力も変わってくるのかなあと思う。
私の感覚になるが、
やったことがある人とやったことがない人の間には、
とんでもない差があるのかなぁと思う。
例えるならば、1と10くらいには差があるのかなと感じている。
また、基本的には、
人生や生き方については、
優劣の関係はないが、
物事については、それをやったことがある人の方が経験値があるという意味では、前を進んでいる状態、優勢な状態だと思う。
ここで私が1番言いたい事は、
”自分がやったことがないことに対してのバリアをなくすよう”
ようにしてみようと言うことだ。
まずは、簡単なことから、始めていき、
自分がやったことがないこと、経験したことがないことに対して、
実際にやってみて、体験してみることでそのバリアをなくしていく練習になっていくのかなあと思う。
例えば、
食べたことのないものを食べる、
いったことのないところに行ってみる、
やったことのないことをやってみるなど、
なんでもやってみることがいいのかなと思う。
実際に、
私の周りでも多くの人生経験をしている人の話は面白いし、
深みもあり、話していて面白いな、 もっと話を聞いてみたいなと思う人がいる。
人生経験が多い人の方が面白い人の方が多いのかなあと私の感覚では感じている。
余談だが、
私が子どもの頃の話で、
父がテレビの画面に向かって、
文句を言っていたのを覚えている。
例えば、
テレビでプロ野球の試合があって、
応援しているチームが 負けてしまった時は、
「あいつがあの時こうしていたから負けたんだ」
と文句を言っていたり、
政治家が国会で話しているときには、
「あいつみたいな奴がそんなこと言っているから良くならないんだ」
などの文句をよく言っていた。
子どもの頃は、
お父さんは絶対的な存在だったし、
力や言葉で勝つ事はできなかったから、
その時はそういうものなのかなぁと思っていたけれど、
今になって考えてみると、
私の父がそういう発言をしていたのは、
とても幼稚なことだったんじゃないかなと思う。
もちろん、
そういうクレームやネガティブなことを伝えることも大切だとは思うが、
大切なのはそういうことではなくて、
そういうことが起こっているから、
そうならないで良いためには、
これからどうやっていくか、
につなげていくことが大切なのかなと思う。
ここで、
私が言いたいのは自分の考えを言う事は大切なことである反面、
実際の人たちに面と向かって言えないような事を言うべきではないのかなとも思う。
面と向かって言えるのならば言っても良いかもしれないが、
面と向かって言えないことならば、
自分の頭の中の考えだけに留めておくのがベターなのかなと思う。
また、
文句や悪口を言うという事は、
自分の心のキャパシティーが狭いこと、
心の器が小さいこと、
許容力が小さいことなどを
露呈していることにもなるのかなと思う。
ここで私が1番言いたい事は、
いつだって、
これからどうしていけば、
もっと良くなるのか、
と言う視点・姿勢が大切なのかなぁと言うことを伝えたい。
もし、
自分が文句を言っていたり、
悪口ばかり言っていて、
そんな自分を変えたいと思うのならば、
まずは、
食わず嫌いにならずに自分がやったことがない事を少しずつやっていき、
”食わず嫌いになっているバリアを外していくこと”
から始めていくのが良いのかなと思う。
世の中にはどんな仕事だろうが、
どんな趣味だろうが、
それがあることによって成り立っていることがある。
どんなことにも意味があると私は思っている。
食わず嫌いはシンプルに損をしていると思う。

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