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かれこれ1年以上割り箸と紙コップで生活している話

人間は一定の環境下に長く置かれると、最適化を図ろうと努力する。
その努力には、手を抜くと言うことも含まれる。そして、どこで手を抜くかが重要であり、それを探すことが努力である。 

一人暮らしを始めてから4年、 僕はいろいろな「手を抜くところ」を探してきた。 今日は僕が見つけた、「手を抜くところ」の1つについて紹介する。

一人暮らしといえば家事。僕は家事が苦手だ。その中でも特に僕が敵視しているもの、それは洗い物だ。僕は洗い物が大嫌いだ。それにかける時間的コストに成果が見合っていないからだ。だからここは是が非でも手を抜きたい。
物事を論理的に考えるには、客観的に捉える事が大切。僕は一歩引いて、洗い物をよく眺めてみると、箸とコップがあまりにも多い。僕の家にはウォーターサーバーがあるのだが、そこから水を汲んでくる度に新しいコップを使っていることもあった。僕はそこに目をつけた。箸とコップを洗わなくて良いものに変えてしまえば、洗い物を大幅に減らすことができるではないか。かくして僕の割り箸・紙コップ生活が始まった。本当に割り箸と紙コップだけで事足りるのか、最初は懐疑的だったが、意外といけるものだ。ただし一つだけ譲れないのがある。酒だ。酒だけは紙コップで飲む気になれない。だから酒を飲む時だけは、一丁前にロックグラスを出してくる。

こうして僕の最適化は大成功し、1年以上続けているわけだが、ここで気をつけなければならないことがある。我々が何か生活に変化を加え、それを日常的に行うとした場合に、少なくともその影響を考えなければならない。例えば今回の紙コップで言うと ものによっては大丈夫だが、温かい飲み物を飲む場合には少し注意が必要である。紙コップの内側には飲み物を入れても紙が破けないよう内側にコーティングを施してある。そのコーティング剤が高温によって溶け出してしまうことがある。常温や冷水範囲では問題はないが、熱湯や温かいコーヒーなどを入れる際には注意が必要である。割り箸についても同様だ。もしかしたら割り箸の使用を継続的に続けることで、細かい木片が体に悪影響を及ぼすかもしれない。いや、知らんけど(笑)

今回の話、どこに帰着するかと言うと、些細なことでも継続する物事についてはその副次的な影響をよく考えなければいけないって話だ。わかりやすい例で言えば食生活だろう。日々繰り返し行う行為については、少しの悪影響が積み重なりいつか爆発してしまう。だから、その選択には気を遣わなければいけない。

最近自分の体について1つ心配してることがある。それは自宅のデスク環境である。僕のデスクでは、モニターが3枚並んでいるが、その配置構成は正面に1枚、その上に1枚、右に1枚と言う状態である。この状態で作業を続けると、徐々に体が左に傾いていく。椅子に対して斜めに座っている状態だ。多分これは自分の体への影響を考えると、軸の歪みが生じるという観点からあまりよろしくない。これが週に2,3日の話であればまだ問題視するものでもないが、僕の場合は勉強、研究、ゲーム、事務作業等、家にいる時間のほとんどをこのデスクで過ごしている。近々整体に行こう。

皆様もご自身の生活について、継続とその副次的な影響について考えてみてはいかがでしょうか。

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