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父と8歳息子の東南アジア&アフリカ旅行~バンコクで注射~Vol. 3

やはりバックパックでないと雰囲気が出ない...と思いギリギリ出発日の前日到着で新しくバックパックを購入。まさかの60Lで2,980円。。安い。

最悪旅行中だけ持てばいいと思って買ったが、予想外に作りが良い!
ベルトもしっかり固定できるし、背負ってても疲れない。ポケットの数も十分。強いて不満を挙げるなら若干生地が薄いが、充分問題なく使えた。

TG(タイ航空)645便は11:00名古屋発→15:00バンコク着。
機内のゲームも豊富なので、子供が飽きなくて済むので助かる。

スワンナプーム空港から、今回泊まるホテル「OYO 107 Malaysia Hotel」へ向かう。780バーツ/泊 という値段の割には大きいプールがあり、ラーマⅣへも少し歩けば出られるのでアクセスも良好。水回りなどは少し古めだが、問題はなし。

フロントの人達は息子を見るとお菓子をくれたり、喋ってくれたりと優しく接してくれて有難かった。

ここで息子は「Can I have~」という英語のフレーズを覚える。部屋のカギが昔ながらの大きい物だったので、フロントに預けなければならなかった。外出から戻ってくるとカギを貰わなくてはならない。

嫌がる息子に「カギ貰ってきてよ!」と無理やり英語で話させる。

「Can I have a Key ?」が通じたときは、すごく嬉しそうだった。
きっと、こうしてリアルな経験と共に学んだ外国語は忘れないだろう。

そして、言わずもがなタイは屋台がおいしい。
朝食はホテルでは食べず串焼きとカオニャウ(もち米)で済ます。(45バーツ)

夕食は定番のカオパットやパッタイなど。子供がいると辛い物が頼めないので、どうしてもメニューが限られてくる。。

カオパット・ムー(豚肉)
ビールのつまみに合う 名前は忘れた

他にはホテルの近くにあった水餃子屋がアタリで、とても美味しかった!本場山東省で食べたものと全く同じ味。店構えは古く一瞬入るのをためらうが、ひっきりなしに客が入ってきてたので、おそらく有名な店に違いない。
ラーマⅣソイ54 入ってすぐ左手、「日月楼」という漢字の看板が目印。

水餃子 100バーツ/皿


デザートにお菓子 25バーツ

そう、ここバンコクへ来たのは黄熱病の予防注射を打つため。
スネークファームの近くの病院へ向かう。
正式名称は「Queen Saovabna Memorial insutitute」。絶対に噛む。

本当にスネークファームの隣にあった。
この病院については沢山の方がブログに書かれているので、詳細は省略。

費用は初診料20バーツ、黄熱病ワクチン「STAMARIL」1,200バーツ。
日本だと11,180円と言われたので、大分安い!

注射の前に医者の説明を受ける。行先や慢性疾患の有無などを確認され、またマラリアには気を付ける様に何度も言われた。ちなみに今回訪れたアディスアベバ、ナイロビ、アンボセリ、マサイマラ、全てのエリアで蚊に悩まされる事はなかった。いずれも標高が高く、そもそも蚊があまりいない。

無事、注射を打つ事ができイエローカードをGET!

念願のイエローカードをGET

黄熱病の予防接種は一生涯有効。あなたもバンコク旅行の際には、時間があればついでに打っておくと良いかもしれません。

この病院では、大学を休学して世界を旅しているという日本人の若者に話しかけられた。「久々に日本語話しました...嬉しいです。。」と語りだした彼は日本からシンガポールに入り北上してきたとの事。これからインドなどを経て欧州・アフリカ・南米・北米と旅をして帰るようだ。

「我々は行けなくなったけど、ザンジバルいいらしいよ」

「え~どこですかそれ!行きたいです!」と、素早くスマホを出しながらメモを取る彼。

今はスマホがあり、リアルタイムに日本や知り合った旅仲間と連絡が取れる。きっと安全に、かつ効率的に旅が出来るに違いない。世界遺産を見て、その場で家族や友人へ写真も送れる。

僕が21歳の時に休学して旅した17年前は、hotmail しかなかった。大きな街へ移動した際、ネットカフェを探しhotmailの受信箱を開くのが楽しみだった。日本語がタイプできないPCの時はローマ字で打った。

そんな不便さも、人との繋がりを断って本当の孤独と向き合わせてくれたり、遠く離れた日本からメールをくれる家族や友人の温かさを感じさせてくれた。

そんな17年前の旅の途中、イタリアのペルージャで会った日本人の女性教師の言葉が忘れられない。

「私はね、 ゼミの学生にいつも言ってるの。
大事なのは 本を読むこと、映画を見ること、旅をすること」

全ての言葉は能動態である。
見聞は自から広げなければ広がらない。

若者達よ、旅へ出ようではないか。

世界は思ってるより近く、しかし広い。


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