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月曜日が楽しみになるための試み

子どもたち、保護者の方から大好評だった
月曜日が楽しみになるための工夫について
ご紹介します!

私の乱文にお付き合いいただくのは、
かたじけないので
一言でお伝えしちゃいます。
もう、めちゃくちゃ簡単です。

土日にあったことを朝の会で話す

ね?簡単でしょ?
以上。です。

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(ここから長くなります。
よければお付き合いください。)

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もちろん、ただ話すだけじゃないですよ!!
○どんな風に話していたのか
○なぜそれで月曜日が楽しみになるのか
書いていきたいと思います。

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初めの目的は違いました。
月曜日が楽しみになるためにはどうしたらいいか‥
なんて悩んでいたわけではなく。
(そりゃもちろん楽しみになってほしいですけども)

ただ、話したかった。だけです。(笑)

私の勤務していた学校では、毎週末に
絵日記の宿題が出ていて、
子どもたちの休日について知ることができるんですね。
いろいろなところへ行ったり
美味しいものを食べたり。

コメントを書いて返すわけですが、
私について話す機会ってなかなかないわけです。

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ある日の図書の授業で。
図書室の司書さんがこの本を子どもたちに
読み聞かせしてくださったのです。

私は絵本が好きなので、
読み聞かせの間、
私も子どもの隣に体育座りをして
一緒に聞いてたのですが


ここにでてくるシチューが美味しそうで。
作りたくてたまらなくなったわけです。

「今日は帰ったらシチューを作るぞ」
と一日中考え、
残業も早めに切り上げて、そそくさと帰宅し
シチューをせっせと作ったのです。

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翌日。
子どもたちに話したくて仕方なかった私。
朝の会で、
「昨日の絵本にでてきたシチューを作ったの!」
と話をしました。

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そんなきっかけから
朝の会で私のできごとを話すことが
【当たり前】になっていきました。

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週末行った美術館の話。




夏休みに行った香川県の話。

資料もありったけ学校へ持って行き、
ファイルに入れ、学級文庫の棚へ。

何かのきっかけから、
自分の好きなものを見つけたり、
新しいものを発見したりしてほしいと
思ったのです。

ここへ行ってみたい
こんなことしてみたい
これ気になる!

子どもたちの経験の幅が広がれば。と。

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こうして、出かけたときに話をしているうちに、
子どもたちからは

「今週はどこへ行ったの!!」
「今週は何をしたの?」

と聞かれるように。

‥‥そんな毎週毎週、
話せるような所へ行ってるわけでもなく。
ただ、友達とランチするだけの日もあれば
ただ、寝てるだけの日もあるわけです。

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私は、自分が子どもだったとき、
きれい事ばかりの上っ面だけの先生が
好きではなかったので。

ありのままに話すようになったわけです。

「友達と会ってごはん食べたよ」
「家でゴロゴロしてたよ」
と。

それでも子どもたちはいいんですよね。
内容が イイ感じ の所へ行った話じゃなくても。
インスタ映え のように
誰かのための生活じゃなくても。

子どもたちは、【私】の話が知りたいわけで。

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こうして私は月曜日になると
土日にあったことを話すようになりました。

iCTのすすんだ学校であったため、
各教室にプロジェクターもあったので、
写真も見せながら。
スライドしすぎて、
時にはがっつりオフの私を晒しながら。(笑)

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ある日の授業参観日。

「月曜日が憂鬱だった娘が、
先生のお話を聞くのが楽しみ!と、
日曜日もワクワクするようになりました。」

「先生、こないだ○○食べたらしいですね!
私にもいいお店教えて下さい♪」

保護者の方から嬉しいお言葉をいただきました。
そして、保護者の方との交流にも繋がっていく。

私はそれ以降も継続して子どもたちに
話すようになりました。
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行った場所
見たもの
感じたこと
経験したこと
食べたもの
などなど。
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私が知人と話していて反応が少なく、
とても困ったことを話したことがあって。
こういう話のほうが
子どもたちも覚えているんですよね。(笑)
聞き手の大切さについて、
国語で取り扱った時に、
「あの時の先生みたいに困っちゃうもうんね!」
「相槌って大切だなぁ〜」と
話と関連させて納得していました。

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以上が私の

月曜日が楽しみになるための試み

でした。

乱文お付き合いありがとうございます。

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後に、私の代名詞は

食いしん坊先生

となります。
(だって、大人の【遊ぼう】は【ご飯へ行こう】じゃないですか!!結果、食べたことを話すことが増え‥‥‥)


子どもたちと対等に  
友達に話すように、ありのままで話す。
そのことが、子どもたちを
引きつける力となったのではないかと思います。

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