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情報濃度が高い本

オニごっこ、おままごと、じゃんけん、しりとり、かくれんぼ。。
誰に教わるともなく、子どもが数人集まれば、自然な流れで、これらの「遊び」が始まります。
数人といわず一人でできるジャンルもある。
時代や国の別に関係なく存在し続けています。

自由に、勝手気ままに。ではなく、「遊び」には、ちゃんと厳格なルールがあって、基本的には守られている。
例えば、しりとりは、言葉尻をつかまえて単語情報を連鎖していくゲームですが、言葉尻が「ん」になってしまったり、つまったりしたら負けです。負けの判定は自己申告制に近い。また、固有名詞は排除されるなど、プラスアルファのルールが付与されることもあります。あと、「花の名前」限定とか。

「遊び」は、規則の設定と遵守、現実を詳細に模倣する観察力、知力や体力など持っている力をマックスで発揮していくもの。。意外に甘くありません。逆に、勝敗の鍵を握るのは「偶然」オンリーだったりするなど、誰もが勝者にも敗者にもなりえる公平性も備えています。

「遊び」は創造や編集の宝庫。というのも十分にうなづけます。

以上、松岡正剛さんの「知の編集術」からの受け売りでした。情報濃度がすごく高いので、スラスラと読むのはとてもじゃありませんが、ムリです。少しずつ消化していく予定です。

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