F1が超絶つまらなくなってしまった件

レッドブルのフェルスタッペンが6連勝とかレッドブルが開幕12連勝とか一方的なレースが続いている。開幕時から強力なスピードで他を圧倒し今年は全勝優勝するのではなかいと言われてきたが正にその通りに推移している。

どうしてこうなってしまったのか?昨年まで途中まで首位を争っていたフェラーリが早々と脱落し、一強体制になってしまった。昨年のゼロポッドの開発に失敗した筈なのに今年も似た傾向の車を発表し、失敗を認めゼロポッド捨てたもののレッドブルを挑戦するまでにはなっていない。今年センセーショナルを起こしたアストンも失速して中断に埋もれてしまった。アルピーヌもお家騒動が起こって崩壊状態になっていること。

今の規程は昨年から始まったグランドエフェクト規定によるものだが、この仕組みを完全に理解しているのは唯一レッドブルのエイドリアン・ニューウェイしかいないこと。彼は唯一80年代のグランドエフェクトカー時代を体験している生き残りである。空力の天才と言われる彼の面目躍如のデザインがレッドブルの圧倒的大差を付けている。

他にグランドエフェクトを理解している人はいるのかという惨状である。もちろんしているのだろうが、レベルの差が余りにも大きく見える。それで一番迷ってしまったのがメルセデスである。

こんな惨状をF1界はどう見てるのか。レッドブル以外は競争が激化しているので上手く機能していると見ているらしい。しかし皆が見てるのは1位だけなので2位以下が僅差だなんて一般の人はどうでもいい事である。そんな通な人は多くいない。

始めからエイドリアン・ニューウェイ抜きで開発が始まっていたら理想的な競争状態が実現していただろう。事実レッドブルを抜きで見てみれば全車が1秒以内という競争状態が実現しているコースもあった。

もうエイドリアン・ニューウェイはF1のアドバイザーに就任してもらい個別のチームとの契約を禁止するしかない。その位圧倒的差がついてしまっているのが現状なのである。

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