常温超伝導狂奏曲

常温超伝導だってAIであらゆる材料あらゆる条件でシミュレーションして最適解を探しているのだろう。だからAIによって新しい発見が可能になったとも言えるだろう。しかしどういう条件で超伝導が確立するかが解明できてないとAIでもお手上げだ。

今回の発見はAIによるシミュレーションのお手柄なのだろうか?それともそういう機運に乗じただけの投機に絡んだ詐欺事件なのだろうか。

これが厄介なのは再現が困難なのは材料の作成が難しいからなのか、たまたま奇跡の条件が実験中に整っただけの偶然なのかが判別が困難だからなのではないのか。

そうだとしたら他で再現は困難だろうし、だからと言って現象がなかったとは言えない。より厳密に条件を設定すれば再現可能なのかもしれないからだ。結局高温超電導ではこのジレンマに左右され続けてきた歴史なのではないのか。

だから科学界ではもうこの騒動にうんざりして今回もまた来たよって感じでまるで信頼性を無くしているのではないのか。

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