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【障がい者と料理】


ウィンクルの新規事業としてジャムやマーマレード作り等の食品製造業を選んだ理由にはいくつかあります。
・もともと水俣の甘夏マーマレードを小規模ながら作っていて、ノウハウがあったこと。
・大規模な設備が不要で、ある程度保存が効くこと。
・種類を変えることで、通年的に製造が可能であること。
・皮むきやラベル貼りなど利用者さんができる作業があること。
などです。
一番重要なのは利用者さんができる仕事を増やすことですが、個人的には利用者さんに料理の経験をさせたいという気持ちもあります。先日も述べましたが、料理をする利用者さんは少ないです。そのため、家での食事はお弁当、という方が多いのです。お弁当ばかりでは栄養バランス的に好ましくないですし、カロリーも気になります。実際、過体重や肥満と見受けられる人も多いです。お菓子の食べすぎや運動不足も原因だと思いますが(^^;
あるばでの調理体験を通じて、少しでも料理に興味を持ち、自分でもできるのだと思ってくれたら、そんな願いを込めた食品事業でもあります。ジャムを作るだけで料理ができるようになるとは思いませんが、利用者さんが新しい世界に踏み出す一歩になれば嬉しいです。


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