地蔵盆

九州出身の同居人は地蔵盆を知らなかった。

地域の子供達の成長や健康を願う夏の行事。子供が主役のお祭り。

関西地方で盛んだというのは子供の頃は知らなかったし、地元を離れ、地蔵盆というワード自体すっかり抜け落ちていたが、色々調べているうちに懐かしい言葉に辿り着いた。

お地蔵さんにお供えして。きれいな提灯をぶら下げて。

地域のご老人が集い世間話をする傍ら、子供達はキャッキャとはしゃいでいる和やかな風景。

今年はコロナの影響で中止になるところも多いのだろう。


地蔵盆で思い出したのが、御陵通り(南海バスさぎ橋停留所あたり)川沿いの狭い歩道にズラーッと夜店が並ぶ光景。

食べ物もあれば、水風船、スーパーボール、ヒヨコも売ってたんやなかろうか。

月イチの催しだったか記憶はあやふやだ。今も定期的に屋台が並ぶことはあるのだろうか。

子供の頃紺色の浴衣を着せてもらい、祖母に連れられ出掛けるのがいつも楽しみだった。



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