英語の歌でリスニング力が上がる理由

英語の歌を歌うと、発音やリズムが自然に身につきます。

その理由は、「1音符1音節」という原則があるからなんです。

たとえば、Let it go なら3音節なので、お馴染みの♫♩というリズムになります。しかし、日本語でレットイットゴーと歌うと、5音節も必要になってしまいます。

英語の歌は、英語のリエゾン(音がつながって変化すること)や音の強弱などが音符に反映されているので、聞こえたまま歌うだけで、発音やリズムに慣れることができるのです。

英語の歌は早くて聞きとれない、と思う方は、楽譜を手に入れたり、話速変換機能のある機種やアプリなどで2倍速を聴いた後に等倍速を聴いてみるとよいと思います。

特に、楽譜は「1音符1音節」がはっきりわかるので、おすすめです。

be動詞を伴う主語の部分(We're やThere's など)は、裏拍で歌い始めるなど、自然な英語のリズムと強弱が楽譜ではっきりわかります。

実際の会話では、We're やThere's などは、低めの声で弱く言われる傾向があり、それが歌にも反映されているのです。

お好みの歌をひとつ完璧に歌えるようになれば、それだけでたくさんの学びになります。ぜひ、お試し下さい。

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